ハワイでの挙式、パーティーのロケーションには、ホテル、教会、レストラン、邸宅、牧場がございます。
大雑把にコスト（費用）、オリジナリティ（手作り感）で整理すると、ホテル、教会、レストラン、邸宅、牧場の順でリーズナブルになり、オリジナリティが増します。
今回は、ご自身で選択することが最も多い（オリジナリティが最も高い）、牧場ウェディングをテーマに取り上げ、ハワイ挙式を行うために、新郎新婦が決めていくことをご案内していきます。
関連記事ではハワイウェディングに関するQ&Aも用意しました。
ハワイウェディングに関する疑問をQ&A形式でご案内していきます。ちょっとした疑問や見落としがちなこと、決め方に悩んでしまうことをピックアップしています。 ここに記載していないことも、一つひとつ解消していきなが[…]
挙式・パーティーの選択肢が多いと、その度に二人で言い合いになったり、相手が準備を手伝ってくれないことに不満を持ったり、大変なこともあるかもしれませんが、ウェディングを一緒に作り上げる時間は、二人がひとつになり、そしてゲストのことを考え、大切に思い、これからもたくさんの思い出を作る第一歩になります。
挙式・パーティーは、新郎新婦が楽しむことはもちろんですが、ゲストのために開催するという気持ちで準備を進めるとうまくいくと思います。両家、友人、みんなが楽しんでくれるにはどうしたら良いのか、これまでの感謝を伝えるにはどうしたら良いのか、そのようなことを二人で考える機会は、結婚式のときくらいで、結婚生活の中でいつかまたあるかと探しても実際はあまりないのです。
そして、参加してくれたゲストがずっと笑顔で、「とても素敵な挙式・パーティーだった」と言ってくれたり、「本当に本当にあたたかくて、笑いいっぱいの二人らしい式だった」と言ってくれる、そういった可能性がオリジナリティが高い牧場での挙式・パーティーにはあると思います。
あらかじめ決められたプランが記載されたカタログを閉じて、新郎新婦のイメージを一つひとつオーダーメイドできるのは、とても楽しいです。
今回はオリジナリティを強調していますが、もちろん、挙式・パーティーに、正解や間違いは絶対にありません。お互いに後悔しないように、言いたいことを言い合って、相手を想って、2人だからこそ作り上げられる挙式・パーティープランを検討できると良いと思います。
2人が神様に誓う日をどのようにデザインするかのヒントになりましたら、幸いです。
ご結婚おめでとうございます。
ハワイウェディングで決めること
〜 牧場ウェディングをテーマに 〜
オリジナリティが最も高い牧場ウェディングをテーマに、ハワイウェディングで決めていくことを、挙式・パーティー共通、挙式、パーティーにカテゴリー分けし、それぞれにコメントしていきます。
挙式・パーティー共通
01. プランナー選び
02. 日程
03. ゲスト人数の決定
04. 新郎新婦の送迎
05. ゲストの送迎
06. リハーサルメークの希望有無
07. ヘアチェンジの希望有無
08. 招待状
09. 前撮り
10. カメラマン
11. ビデオカメラ
12. ご祝儀を受け取るか
13. ゲストの飛行機代を負担するか
14. ゲストのホテル代を負担するか
15. 予算
挙式
01. 牧師
02. ウクレレ奏者
03. 挙式セット
04. ブーケ
05. 髪飾り
06. ウェディングドレス
07. 新郎衣装
08. アクセサリー
09. リングピロー
10. フラワーシャワー
パーティー
01. ウェディングケーキのイメージを決定
02. テーブルコーディネート
03. フード
04. ドリンク
05. 音楽
06. ギフト
07. ゲストへの手紙
08. パーティー催し物、企画
挙式・パーティー共通
01. プランナー選び
プランナー選びが1番最初に決めることかもしれません。ハワイウェディングをプランニングしているプランナーは結構いらっしゃいます。
私自身も5人に相談しました。
プランセンスをすごいなと思えて、会話の波長が合う方と一緒にプランニングを進めていくのが良いと思います。
02. 日程
日程は季節、仕事を休むタイミング、参加者の都合、大安などの日取り、式場が抑えられるかといったことを気にしながら決めていきます。
2人で日にちを決めて、式場を抑えてもらいながら、参加者に都合を聞いていくのが良いと思います。
03. ゲスト人数の決定
ゲストには、ハワイまで来ていただくことになるので、すぐにお返事をもらえないかもしれません。
そこでいつまでに人数を最終確定すれば良いのかをプランナーに確認し、最終期限をゲストに伝えた上で、お返事を待ちましょう。
04. 新郎新婦の送迎
挙式を行う牧場まで、新郎新婦がどのように移動するかを決めます。
ゲストよりも先に現地入りして、準備することもあります。
リムジンで移動しても良いですし、レンタカーを利用して予算を抑えることも可能です。
05. ゲストの送迎
ゲストがどのように会場まで移動するかを決めます。
ゲストの人数にもよりますが、シャトルバスやレンタカーを手配します。
集合時間や待ち合わせ場所を事前にゲストへ伝えておきましょう。
ゲストの中に取りまとめ役の方を決めておけるとスムーズです。
06. リハーサルメイクの希望有無
挙式の前日に、メイクをリハーサルするかを決めます。
ハワイでのメイク、初めて会う人に当日ぶっつけ本番でメイクいただくよりは、当日の打ち合わせも兼ねて、前日にリハーサルをした方が私は良いと思ってます。
07. ヘアチェンジの希望有無
挙式とパーティーで新婦の髪型を変えるかどうかヘアチェンジの希望有無を決定します。
08. 招待状
ゲストに送る招待状を作りましょう。
インターネットやデザインブックを使って、2人だけの招待状のデザインを探しましょう。
09. 前撮り
どのシチュエーションで前撮りを行うのか、決めましょう。
プランナーに撮影場所の候補を出してもらいます。
撮影場所によって、場所にかかる代金が異なります。
10. カメラマン
プロのカメラマンに撮影をお願いするか、アルバムをお願いするかとアルバム作りをお願いするかを決定します。
ゲストもたくさん写真を撮ってくれますが、プロのカメラマンに撮ってもらう写真はやはり綺麗です。
作ってもらったアルバムは、普段はクローゼットにしまっていますが、年に1度、結婚式を挙げた日には開くようにしています。
プロのカメラマンにどのシーン（前撮り、挙式、パーティー）をお願いするかでも代金が変わってきます。前撮り、挙式をお願いして、パーティーは頼まない方が多いです。
11. ビデオカメラ
プロのビデオカメラマンに撮影をお願いするか、DVDの作成をお願いするかを決定しましょう。ゲストもたくさん動画を撮ってくれますが、プロのカメラマンに撮ってもらう動画はやはり綺麗です。
作ってもらったDVDは、普段はクローゼットにしまっていますが、年に1度、結婚式を挙げた日に見るようにしています。
ビデオカメラマンにどのシーン（前撮り、挙式、パーティー）をお願いするかでも代金が変わってきます。挙式のみをお願いして、前撮りやパーティーは頼まない方が多いです。
12. ご祝儀を受け取るか
ゲストにはハワイまで飛行機代を負担していただくことが多いため、ご祝儀はお断りする方が多いです。
13. ゲストの飛行機代を負担するか
ゲストの飛行機代を負担できるくらい余裕があればベストですが、飛行機代はゲストに負担していただく方が多いです。
それでも家族の飛行機代だけは負担している方もいます。
14. ゲストのホテル代を負担するか
ゲストのホテル代を負担できるくらい余裕があればベストですが、ホテル代はゲストに負担していただく方が多いです。
15. 予算
最初にハワイで挙式、パーティーを行った場合のおおよその予算額と支払いタイミングをプランナーに確認しましょう。
会場を抑えるために、一部の金額を先に支払うこともあります。支払いの見通しを立てた上で検討を進めましょう。
オプションによって値段はもちろん変わってきます。 ドレスも料理も良く見えるものは高いです。
気持ちに余裕を持って検討を進められるように、結婚式資金は貯めておいた方が良いです。
挙式
01. 牧師
牧師をお願いすること、決めましょう。牧師とは当日会って、それからはずっと会うことがないですよね。
当日、特別に会話を交わすわけでもないですし。2人の誓いを見守ってくれる大切な方なのに、あまりに他人行儀な感じがいつもしてしまいます。
どのような方が担当してくださるのか、事前にお聞きしてみても良いかもしれませんね。
02. ウクレレ奏者
挙式の際、ウクレレを演奏してくれる方をお願いするか、決定します。ハワイらしいですね。ウクレレの音色、牧場ウェディングにとても合いますよ。
03. 挙式セット
アーチ、椅子、飾り、テント、プランナーと相談しながら、色合いやデザインを決定していきます。
イメージを伝えてあとはおまかせとするのも、当日の楽しみです。
イメージ以上のデザインになるか、プランナー選びがとても大事だと思います。
04. ブーケ
インターネットやデザインブックを参考にブーケのカラーと花を決定します。
05. 髪飾り
新婦の頭につける花冠（ハクレイ）を決定します。色とイメージ、髪型を伝え、おまかせします。
06. ウェディングドレス
購入かレンタルか。ウェディングドレスを決めるまでは何度も何度も試着して良いと思います。
良いな思うドレスはやっぱり高いです。予算とも相談しながら、2人で思い出の1着を決定しましょう。
07. 新郎衣装
購入かレンタルか。衣装を決めるまでは何度も何度も試着して良いと思います。本当に自分に似合う衣装を探しましょう。
予算とも相談しながら、2人で思い出の1着を決定しましょう。
08. アクセサリー
新婦に似合うアクセサリーを探しましょう。結婚指輪、ネックレス、ピアス、ブレスレット、ティアラ、新婦を飾るアクセサリーは、キラキラしていて綺麗です。
09. リングピロー
2人の結婚指輪を置くリングピローを準備しましょう。購入しても、手作りしても良いですし、プランナーが貸してくれたりもします。
10. フラワーシャワー
挙式後、フラワーシャワーを行うか、決定しましょう。お花って高いんです。予算と照らし合わせてご検討ください。
パーティー
01. ウェディングケーキのイメージを決定
ウェディングケーキはどのようなイメージが良いですか？
2人の好きなこと（趣味）が重なったケーキをリクエストしても良し、カラーとイメージを伝えても良し、好きなフルーツを伝えても良いです。
2人だけのケーキができ上がる当日が楽しみです。
02. テーブルコーディネート
テーブルコーディネートのイメージを、プランナーに伝えましょう。好みのカラーを伝えて、牧場ウェディングのテイストと合わせてプランナーにおまかせしましょう。
03. フード
ゲストとの会話を思い浮かべながら、予算に合わせて注文しましょう。
04. ドリンク
パーティーが始まる前のドリンク、乾杯ドリンク、パーティー中のドリンク、ゲストの方たちがどれだけ飲むのかを思い浮かべながら、注文しましょう。
持ち込みで好きな銘柄をセレクトできるのも牧場ウェディングの良いところのひとつです。
05. 音楽
パーティーで流す音楽を決定します。登場や催し物に合わせる曲、自分たちが好きな曲、ゲストが喜びそうな曲をセレクトします。
セレクトした音楽は、年に1度、結婚式を挙げた日に家での食事中、流しています。
06. ギフト
参加してくれたゲストに贈るギフトをセレクトしましょう。プランナーにも相談しながら、ハワイのお土産になるものを選べると良いと思います。
07. ゲストへの手紙
マストではないですが、ゲスト1人ひとりに手紙を書いても良いかもしれません。こんなときでしか、伝えられない「ありがとう」がありますもんね。新婦から両親への手紙も、良い思い出になります。
08. パーティー催し物、企画
パーティーを盛り上げる企画を考えるのも楽しいです。ブーケトス、腕相撲大会、ゲストとの思い出紹介、演奏やダンス、誕生日が近いゲストへのプレゼント。準備は大変だけど、考えるのは楽しいですね。
おわりに
最後までご覧いただきありがとうございます。
ハワイでの牧場ウェディングを例にとって、新郎新婦で決めていくことをご紹介させていただきました。
素敵な挙式、パーティーになると良いですね。あらためまして、ご結婚おめでとうございます。