実践!楽天経済圏で生活をちょっぴり豊かに(メリットや使い方、デメリットも)

東京駅の輝き。楽天経済圏

ハワイ旅行に向けてお金を節約し、投資していく方法を共有するファイナンス教室の第2段です。

本業があって、1年や2年に1度ハワイ旅行に行けるような資金を作りたい方に向けた節約・家計見直し術をご案内致します。

関連記事

ハワイ旅行に向けてお金を節約し、投資していく方法を共有するファイナンス教室を始めます。 本業があって、1年や2年に1度ハワイ旅行に行けるような資金を作りたい方に向けた節約・家計見直し術のご案内です。 このファイ[…]

節約は、生活のために毎月必要な費用(固定費)を抑えることに始まります。

ずっと当たり前だったことをやめるのも方法の一つです。

当たり前の中には当時は必要だと思って取り交わした契約が含まれます。

契約の切り替えでおすすめなのが、楽天経済圏です。楽天経済圏は、私たちの生活に必要なこと、趣味に関することのほとんどを楽天株式会社が提供するサービスでまかなうことをいいます。

固定費を抑えつつ、ポイントを貯める、ポイントを使ってより安く利用する、この仕組みを生活に取り入れている方とそうでない方とで少しずつ差が出ている話をご案内していきます。

目次
01. 楽天でんき
02. 楽天モバイル
03. 楽天ビューティ
04. 楽天ブックス
05. 楽天Kobo
06. 楽天市場
07. 楽天ふるさと納税
08. 楽天保険
09. 楽天銀行
10. 楽天証券
11. 楽天ポイ活
12. そのほかの楽天経済圏サービス
楽天経済圏のデメリット
おわりに

目次

 01. 楽天でんき
 02. 楽天モバイル
 03. 楽天ビューティー
 04. 楽天ブックス
 05. 楽天Kobo
 06. 楽天市場
 07. 楽天ふるさと納税
 08. 楽天保険
 09. 楽天銀行
 10. 楽天証券
 11. 楽天ポイ活
 12. そのほかの楽天経済圏サービス

01. 楽天でんき

楽天経済圏への参加で最もお手軽なのが、楽天でんきかもしれません。

お手元に電力会社からの請求書をご準備いただき、電気料金シミュレーションを試してみてください。

2人世帯で、年間7,000円〜11,000円、4人世帯で年間14,000円〜19,000円の削減が実現できるサービスです。

切り替え手続きはweb上で行えます。

また、楽天でんきの切り替えに費用はかかりません(切替手続き、工事費用、解約手数料はゼロ円です)。

契約継続で、楽天ポイントを獲得できるキャンペーンが展開されています。

さらに、電気料金200円につき1ポイントが付与されます。

貯まった楽天ポイントは、電気代の支払いにあてることもできます。楽天ポイントで、生活にかかる費用の支払いができることも楽天経済圏の魅力のひとつです。

02. 楽天モバイル

楽天モバイルに契約を切り替えて、毎月の携帯電話料金を削減します。

楽天モバイルは2020年4月8日より、SoftBank、docomo、auと同じキャリアサービスを開始しています。以前は格安SIM(キャリアから回線を借りて提供していた携帯サービス(MVNO:Mobile Virtual Network Operator))でしたが、現在は申込みを受け付けていません。

私自身は、格安SIM時代に契約をして、利用を継続しています。私と妻の携帯電話料金をあわせて、月々約1万5千円、年間約18万円の削減が実現しました。

携帯料金100円につき1ポイントの楽天ポイントが付与されます。貯まったポイントでの支払いも可能です。

キャリアサービスの料金プランでも、月額料金は2,980円であり、今の携帯料金よりも安くなる方が多いのではないでしょうか。料金プランがひとつだけであり、判断がしやすいのも特徴です。

楽天モバイルに切り替えると、料金が必ず下がる一方で、通信速度、ギガバイト、電話、メール、オプションの利用実感が変わらないのかどうかが不安の方も多くいらっしゃいます。

通信速度について、利用実感をお伝えすると、自宅にWiFiはあった方が良いと思います。また、8am-9am、12am-1pm、6pm-7pmの時間帯は通信速度が落ちます。

この時間帯に操作をする習慣がないか、WiFi環境がある場合にはストレスを感じずに利用できると思います。

上記の時間帯で、WiFi環境がない場合、私自身は月々の上限制限がある高速通信を使うようにしています(キャリアサービスの上限:5GB/月)。

月々の上限制限は、切り替えた当初に心配もありましたが、上限を意識して、高速通信を使ったり、使わなかったりするようになり(データ高速モードのON/OFF切り替え機能があります)、それが毎日の習慣になるので、いつの間にか使い方になれていきました。

楽天モバイルの切り替えにご興味のある方は、関連記事にも情報を記載していますので、ぜひご覧になられてください。

関連記事

楽天モバイルへの契約切り替えで、毎月の携帯電話料金を削減します。 私自身は、格安SIM時代に契約し、利用を継続しており、私と妻の携帯電話料金をあわせて、月々約1万2千円、年間約14.4万円の削減が実現しました[…]

03. 楽天ビューティ

楽天ビューティーは、美容室を紹介するサービスです。

普段通っている美容室が楽天ビューティーのサイトで見つかれば、次回から楽天ビューティー経由の予約により、楽天ポイントを貯めることができます。

獲得ポイントは、料金の1%です。

04. 楽天ブックス

楽天ブックスは、ネット経由で本の購入ができるサービスです。

楽天ポイントが貯まるのでよく利用しています。

配達なので注文して手元に届くまで待たないといけませんが、少し気長に待つか、すぐに読みたいときは楽天koboで電子書籍を購入するか、ページをめくって購入を決めたいときは本屋に行く、図書館にも行くというように、何が何でも楽天ブックスでないとだめだという環境にはしないようにしています。

楽天ポイントにこだわり過ぎて、周りと歩調が合わなくなるのも悲しいです。

昔、500円玉貯金をしているとき、同じく500円玉貯金をしていた友達と、お釣りの500円玉をどちらが受け取るかを巡って揉めるというくだらない思い出があります。

05. 楽天Kobo

楽天Koboは、電子書籍を提供するサービスです。

アプリを使って、電子書籍をダウンロードして、読むことができます。本棚がかさばらない、持ち運びを気にしなくて良いことは電子書籍の大きなメリットです。

繰り返し眺めることはないだろう書籍は電子書籍で購入しています。本棚に飾ってインテリアとしても楽しみたいハードカバーの書籍、何度も読み返す予定の書籍は紙で購入します。

ライブラリー

06. 楽天市場

ひと月5,000万人近い利用者がいる楽天市場は、ユーザーが欲しいものを販売、発送してくれる方々と繋いでくれるプラットフォームです。

楽天サービスの利用状況に応じて、最大16%のポイント還元を受けることもできます。

注文してから手元に届くまでの時間はAmazonの方が早い実感があります。

私自身は、なんだかんだ楽天ポイントを貯めたいので、待てるように日にちに余裕を持って、注文してます。

07. 楽天ふるさと納税

ふるさと納税は、希望する地域へ寄付する制度です。寄付したことを居住する地方自治体へ申告することにより寄付金額の一部を翌年の所得税、住民税から控除できるため、事実上の納税ということであり、ふるさと納税と呼ばれます。

ふるさと納税は、利用者にとって、ふるさとへの思いを実現する制度であり、かつ、お得が付いてくる制度です。

楽天ふるさと納税は、楽天市場で買い物をしているのと同じような画面で購入品を選択でき、楽天市場で買い物をするのと同様に楽天ポイントを使う・貯めることができます。

寄付金額に対して楽天ポイントが付与されるので、同じものを楽天市場で購入した場合よりも多くの楽天ポイントが貯まります。

そのため、ふるさと納税の自己負担額2,000円を、楽天ポイントで取り戻すことも実現できるのです。

ふるさと納税について、手続き方法や利用上の留意点を関連記事でご案内しています。ご興味のある方は、ぜひご覧ください。

関連記事

菅元総理が、自民党総裁への立候補表明の際に、総務相時代の実績として「かねて自分の中で温めていた『ふるさと納税』というものを成立させました。」と話し、今一度、関心が高まったのが、ふるさと納税です。 今回は、ふる[…]

08. 楽天保険

今、私に万が一のことが起きた場合、妻が死亡保険金を3,000万円受け取れる楽天生命保険に加入しています。月々の保険料は2,940円です。

今後、家族が増えたり、年齢が変わったり、ライフイベントの度に見直しを行っていきます。楽天保険の場合は、クレジットカードでの保険料支払いや、保険料の1%分を楽天ポイントで貯めることができます。

ゴルフに行くときは、楽天損保1日保険シリーズで、1日単位のゴルフ保険に加入してます。

自宅を出てから帰宅するまでの自身のケガや相手にケガをさせてしまった場合の賠償責任を補償してもらいます。

ホールインワンやゴルフ用品は保障されませんが、私自身は年間でそこまで多くのラウンドに行かないことから1日単位のゴルフ保険を選択してます。

通勤は自転車のため、自転車保険にも加入しています。自転車保険の加入を義務化している都道府県・政令市もございます。

ゴルフ保険、自転車保険とも生命保険と同様に保険料の1%分を楽天ポイントで貯めることができます。

保険の見直し機会にどうぞ。生命保険や火災保険について関連記事でもご案内していますので、保険の見直し機会にぜひご覧ください。

関連記事

日本の成年男性の81.1%、成年女性の82.9%の方が生命保険に加入しています(出典:生命保険文化センター「生活保障に関する調査」/令和元年度)。 しかしながら、平均の保険加入期間は13年だそうです。理由は、多くの方[…]

09. 楽天銀行

楽天証券(投資信託・ETF始めるために)を開設するにあたり、親和性の高い楽天銀行を開設しています。楽天銀行と楽天証券間の入出金時の手数料は無料です。

ATM利用手数料が月々最大7回無料、他行への振込手数料が月々3回無料です。いずれも残高に応じて回数が設定されます。

支店名はワルツ、ピアノ、ギター、ボレロなど、音楽をテーマにしたネーミングです。

私の場合、もちろん楽天銀行の口座を持っていますが、主に活用しているネット銀行はソニー銀行です。家計の見える化(貯金箱機能 ※ 現在はサービス終了)サービスに魅力を感じ、かつ、開設するとANAマイルがギフトされるキャンペーンがあったのでソニー銀行を選択しました。

貯蓄のため、毎月給与の10%をソニー銀行へ自動で振り込んでいます。

関連記事

金融資産構成を日本・アメリカ・ユーロエリアで比較すると、日本人が株式投資に対して、あまり関心が高くないことが明らかになります。 日本銀行調査統計局の2020年資金循環の日米欧比較によると日本の家計における金融資産のう[…]

10. 楽天証券

楽天証券にログインすると、日経新聞をWeb上で読むことができます。紙面ではないので、広告を見ることはできませんが、Web上に記載された文章のほか、一つひとつの記事ではありますが、切り抜きがPDFで保存されていて、グラフや写真まで確認することができます。

月々4,277円×12ヶ月=年間51,324円の固定費削減です。日経新聞のweb版を紙面Viewerで購読していたので、慣れるまで併用していて、Web記事でも十分読み込めると判断したときに、解約しました。

関連記事

投資信託は、多くの投資家から集めた資金を1つにまとめて株式や債券など異なる銘柄や資産に分散して投資する仕組みです。 どのような株式や債券に投資するのかを運用の専門家に任せます。 多くの投資家から集めた資金をまと[…]

関連記事

NISAとつみたてNISAという言葉を聞いても、自身とは関係ないと考えて、仕組みを知ろうとしてこなかった方に向けて、あらためてNISAとつみたてNISAの仕組みをご案内していきます。 NISAとつみたてNISAは、株[…]

11. 楽天ポイ活

ポイ活とは、ポイントでの支払いによる節約を目指し、ポイントを貯める活動をいいます。

楽天ポイントは多くのサービスで支払いが可能なので、楽天ポイントを貯める活動もポイ活です。

楽天市場で買い物をしたり、楽天のサービス利用による貯ポイントが有効ですが、アンケートに答えたり、ページを開くことでポイントをもらうこともできます。

私自身は、楽天PointClubのミッション(ページを開くだけ)で毎日2ポイント、1週間に1度さらに+2ポイントを貯めています。また、楽天SuperPointScreen(ページを開く+クリックするだけ)で毎日3-5ポイントを獲得しています。

所要時間は約2分です。お風呂上がりにドライヤーで髪を乾かしながら、クリックするのが習慣になってます。月々約180ポイント、年間2,160ポイントが貯まります。

1日2分×365日=730分=12.1時間で2,160ポイントなので、時間がもったいないかなとの考えもありますが、もともとは髪を乾かしている時間なので、良しとしています。

12. そのほかの楽天経済圏サービス

楽天カードの利用も、楽天経済圏の主要サービスです。

クレジットカードは、こだわりを持って選択、保有されている方が多いので、ここでの案内は行いません。

私の場合、楽天カードを保有していますが、主に使用しているクレジットカードはANAカードです。ANAマイルを貯めるのが目的です。

世の中には様々なポイントがありますが、利用シーンがはっきりしているポイントは面倒がらずに貯めます。

一方で利用シーンがはっきりないポイントは貯めるのをやめます。そして、貯めるポイントには優先順位をつけるようにしています。

なお、楽天でんき、楽天モバイル、楽天市場、楽天ふるさと納税、楽天books、楽天kobo、楽天保険もクレジットカードでの支払いにより、ANAマイルが貯まります。

楽天経済圏のデメリット

楽天への依存度が高くなる、こだわりすぎて周りが見えなくなり、周囲の人間関係にも摩擦が起きてしまう、こういったことが、楽天経済圏のデメリットとしてあげられます。

楽天への依存度が高くなることは、悪いことだけではないと思います。実際に、楽天経済圏には生活・節約に必要なものを教えてもらいました。

ただし、もうひとつのこだわりすぎて周りが見えなくなるというのは、よくありません。楽天ポイントをうまく貯められなくても、決して損してるわけではないです。

ほかにも優良で使い勝手の良いサービスがあれば、楽天ポイントのためにわざわざ楽天のサービスへ切り替える必要はないと考えています。ほどほどが良さそうですね。

おわりに

最後までご覧いただきありがとうございます。

1年や2年に1度ハワイ旅行に行けるような資金を作りたい方に向けたこちらのファイナンス教室のコンセプトは「突然お金持ちになるような高望みはせず、次の4項目を、本業を頑張りつつ、実行していく」です。

  ANAマイルを貯める
  見直しにより固定費を削減する
  ポイント活用により出費を削減する
  投資により手元にお金を残す

楽天経済圏はこれら4つの実現を補完し、満たしてくれるので魅力を感じるのだと思います。

今回の記事が毎月の支払い金額を抑える方法を探されている方、楽天経済圏の情報を集められている方のお役に立てましたら幸いです。

ファイナンス教室は、好きなときに好きなハワイへ行けるようになれればと、その方法を考え始めた教室です。ハワイ情報もぜひご覧になってください。

関連記事

ハワイ旅行に向けてお金を節約し、投資していく方法を共有するファイナンス教室を始めます。 本業があって、1年や2年に1度ハワイ旅行に行けるような資金を作りたい方に向けた節約・家計見直し術のご案内です。 このファイ[…]

最新情報をチェックしましょう!