「ハワイは時差ぼけしながらでも楽しめる」なんて聞いたことがあるけれど、ハワイは日本からの目的地の中でも時差ぼけに悩まされる人が多い旅先です。
「私は時差ぼけしない」という方もいらっしゃるかもしれませんが、よほど工夫されているか本当に時差ぼけに強い人。もちろん個人差がございます。
ハワイは日本と▲19時間の時差があります。「5時間プラスして1日戻る」という計算方法がわかりやすいです。
今この原稿を書いている日時は日本の日曜日の6pm、ハワイは土曜日の11pmですね。
日本からハワイに向かう飛行機は夜8pm-夜中にかけての出発が多いです。そこから7-8時間のフライト。ハワイへの到着は朝8am-お昼にかけてであり、日本時間ですと深夜3am-早朝にかけての到着になるため、睡眠不足ですね。夜の時間が5時間短くなるわけですからそれは眠く、夜が短くなる不思議な感覚ですね。
今回は対策を案内してみますが、どんなに対策を講じても時差ぼけになってしまうことはあると思います。そうしたとき、たとえば一緒に旅行しているうちの1人がなってしまったとき、どうするのが良いのかについても考えてみました。
なお、帰国時もハワイに行くときに比べたら少ないですが時差ぼけはあります。
時差ぼけってこんなこと
時差ぼけの症状として、眠いや寝れないというのも、もちろん辛いことではありますが、人によっては、、、頭が痛い、食欲がない、胃腸の調子が悪いといった症状が起きることもあります。
時差ぼけの症状として、眠いや寝れないというのも、もちろん辛いことではありますが、人によっては、、、頭が痛い、食欲がない、胃腸の調子が悪いといった症状が起きることもあります。
滞在中ずっと(1週間とかも)症状に悩まされることは本当にあることですし、普段体力に自信ある人でも体調を崩してしまうことだってあるのです。
症状があっても時差ぼけなのかどうか知らないうちは、なんだか本調子でない旅行だったな、スケジュール詰め込み過ぎちゃったのかな、それでも楽しかったなと振り返る方も多いと思います。
時差ぼけは特に日本と4-5時間以上の時差がある地域に移動した場合によく発生します。そして日本からヨーロッパに向かう西回り路線よりアメリカ・ハワイに向かう東回り路線のほうが時差ボケになりやすいです。
1日が長くなる西回り路線の方が、体内リズムを順応させるのが楽なため、逆に1日が短くなる東回り路線は、体内リズムを順応させるのに時間がかかってしまうためにそのような違いがあるのです。
なんでコーヒーを飲みたくなくなるんだろう?
私の妻だけかもしれませんが時差ぼけのとき「眠いから眠気覚ましにコーヒーを飲もう」とはならないです。
時差ぼけが食欲や胃腸の調子に影響しているのだと思いますが、食欲がないとき、胃腸の調子が悪いときにコーヒーが飲みたくなるのはなぜでしょう?
コーヒーを飲みたくなくなるってことは確かに体調のバロメーターだったりしますね。
コーヒーが胃腸への刺激があることは確かで、美味しく感じない時には無理に飲むことは控えたほうが良さそうです。
コーヒーは胃に負担をかける飲み物、胃が疲れているときは避けたい飲み物ですから、時差ぼけのときに身体が反応しているのでしょう。
こんな対策を試してみてください
時差ぼけを防ぐためにも、まずは行きの飛行機の中で多くの時間安心して眠りたいです。そのために出発前にできること、空港での過ごし方、飛行機の中の工夫に分けてご案内します。また、ハワイに到着してからの対策も到着日と2日目以降で考えてみました。
出発前にできること
ハワイ行きの飛行機の中で多くの時間安心して眠るためにも、出発の前の日は荷物の準備があるかもしれませんがなるべく早めに就寝し、当日の朝はなるべく早めに起きるようにしましょう。ちょっとした工夫がのちのちを左右します。
ハワイ行きの出発は午後の遅い時間だから夜遅くまで準備していてもOK!朝起きるのが遅くても大丈夫!とならないように。
空港での過ごし方
空港には時間に余裕を持って到着して、シャワーを浴びたり、食事して過ごすのも良いですよ。有料のシャワールーム利用は、搭乗するときの気分が全然違うのでぜひご活用ください。
もちろん、航空会社のラウンジで過ごすのも良いですよ。ラウンジで食事したりシャワーを浴びたり、搭乗直前までゆったりと過ごせるのは、ずいぶんと機内でのおやすみに近付けます。
期間限定かもしれませんがプライオリティパスで成田空港のANAラウンジが利用できます。
2022年9月1日よりANAアメックスゴールドに、プライオリティパスが付帯することになりました。 プライオリティパスとは、プライオリティパス会員になることでプライオリティパス社が提携している空港のVIPラウン[…]
出発前のラウンジ、気持ちが高まって、たくさん食べたり、たくさん飲んだりしたくなりますが、ほどほどに。アルコールをたくさん飲んでしまうと機内での眠りが浅くなり、体調が安定しにくくなってしまいます。
飛行機に乗った後の機内食も楽しみですから空腹はとっておきたいですね。機内食は食べずに搭乗したらすぐ寝るというのも睡眠時間を確保するためのひとつの方法ですね。私は機内食がわくわくして好きなのでいつも食べます。
上空で過ごす飛行機の中は乾燥します。お水はいつもより多めに飲みたくなるのでペットボトルのお水を搭乗前に1本買っておきます。
飛行機の中の工夫
飛行機に乗り込んだら、まずは手元の時計を現地の時間にあわせます。ハワイの現地時間は夜中を過ぎていますからその時間にあわせて眠りにつきたい気持ちになりますね。
機内食を食べ終わったら歯磨き(歯ブラシ or 歯磨きシート or マウスウォッシュ)をして、眠る体制を作っていきましょう。機内でしっかり眠るためのアイディアグッズを試してみます。
ネックピロー
首まわりに装着することで首と頭の位置を自然な位置に整え、移動中の眠りをサポートしてくれます。
空気で膨らませるタイプよりもクッションタイプが好みです。
GUAPO(グアポ)のネックピロー(Ver.2)は自由に曲げてフィットさせるネックピロー。曲げ具合を、自分の心地よいポジションに合わせて微調整できるのがポイント!
飛行機搭乗専用の耳栓
サイレンシアの遮音効果はもちろん、機内の気圧変化に対応することに機能を特化しています。耳栓内部に空気の流れをコントロールする仕組みがあります。
アイマスク
アイマスクは光を遮断して、寝顔を隠して、目を休めます。柔らかい生地が良いですね。
TENERITA(テネリータ)のアイマスクはしっとりとやわらかなパイルがデリケートな目元をやさしく包み込みます。オーガニックコットン100%で、着用中に耳が痛くならないように柔らかなゴムが使用されています。
季節によってはホットのアイマスクも。めぐりズムの蒸気でホットアイマスクで心地よい蒸気が目元を温かく包み込み、気分はリラックス。快適温度約40度、快適時間約20分。開封するだけで温まるので、手軽に使えて外出先でも便利です。
ハワイの時間にあわせて寝ようと思っても、なかなか眠くならないという人も多いはずです。けどスマートフォンや機内でみれる映画はがまんしたいです。映画は楽しいですから一度見始めたら止まりません、映画に集中してしまうと眠れなくなってしまいます。
目を閉じているだけでも体は休まりますので安眠グッズを活用してなるべくゆっくりとお休みなられることをおすすめします。
どうしても映画が観たいという場合は機内食を食べ終わるまでというのはどうでしょう?続きは気になるけど帰りの便にとっておきましょう。
到着してからの工夫
ハワイに到着して気持ちは高まっていますが、時差ぼけを感じる方はぜひ対策を続けてみてください。
到着日のお昼ご飯を食べない
到着日のお昼ご飯はよほどお腹が空いてないかぎりは食べません。到着した瞬間に体調の悪さを感じるならなおさらです。ハワイへの到着で嬉しさが溢れていること、本当にわかりますが、無理はしません。
マッサージを受ける
到着日にマッサージを入れるのも工夫のひとつ。気持ち良くて眠くなったら寝てしまいましょう。マッサージが終わったら起こしてくれますからうっかり寝過ぎてしまうなんてことはないですね。
海辺でころりんちょ
ホテルに荷物を預けたら、海辺でパラソルを借りてレジャーシートの上で横になって本を読んだりしています。風や波の音が心地良くて眠くなったらそのまま寝ます。私の中では1番おすすめです。
クレジットカードラウンジで過ごす
クレジットカードラウンジでチェックインの時間までゆっくり過ごすという方法も。クレジットカードの特典で無料利用できる街なかのラウンジです。荷物の当日預かりやドリンク提供、WiFi利用、PC/プリンターを利用できます。
ワイキキにはJCB保有で利用できるJCBプラザラウンジホノルル【ワイキキショッピングセンター】、楽天カードワイキキラウンジ【インターナショナルマーケットプレイス】がございます。
JCB、楽天はアラモアナショッピングセンターにもカードの提示で利用できるラウンジを運営しています。
旅行会社のラウンジで過ごす
旅行会社のラウンジでチェックインの時間までゆっくり過ごすという方法も。ツアー利用の特典で無料利用できる街なかのラウンジです。荷物の当日預かりやドリンク提供、WiFi利用、PC/プリンターの利用のほか、レンタカー貸し出しなどラウンジごとに異なるサービスもございます。
HISのツアー利用でレアレアラウンジ【ロイヤルハワイアンセンター】、JALパック利用でJALPAKアロハラウンジ、JTBのOli Oliステーション、Luanaラウンジなど、ANAのマハロラウンジ【ワイキキショッピングセンター】ございます。
ホテルのホスピタリティルームで過ごす
宿泊客が到着日に利用できるホスピタリティルームのあるホテルに滞在する場合には、チェックインの時間までゆったり過ごしてみましょう。
すべてのホテルにあるわけではありませんが、チェックイン前やチェックアウト後にシャワーを浴びることができたり、PCが使えたり、軽食やドリンクサービスがあるホスピタリティルームもございます
2日目からの工夫
時差ぼけになってから回復するまでの早さにも、個人差があります。2日目以降も体調が優れないことだってあるのです。眠くて出歩くことに気が進まないのであれば無理せず寝ているでも私は良いと思います。
朝散歩しましょう
朝散歩してみませんか。もちろんあまりにも眠いのであれば無理はしたくないですが、朝日を浴びて体内リズムを整えることにトライしてみるのはいかがでしょうか。
野菜や果物を食べる
旅行中は何かと野菜や果物が不足しがちなので意識して摂るようにしています。ジャンバジュースのケールが入ったスムージーは私にとってのハワイ旅行に欠かせません。
胃腸に良いものを探しましょう
時差ぼけが長引く場合は胃腸にまで影響が出ていることがあります。水、牛乳、りんごジュース、うどん、雑炊、おかゆ、ヨーグルトなど胃腸に良いものを食べて様子を見ましょう。
ハワイのレストランの食事は日本で食べるよりも量が多いので自然といつも以上に食べてしまってるなんてことも。胃腸を休ませてみましょう。
日本の食材を取り扱うミツワマーケットプレイスに食材を探しに出掛けましょう。
ミツワマーケットプレイスは、日本の食料品を中心に取り扱いがあるスーパーです。日本人に馴染み深いメニューのお弁当(寿司や刺身もあります)、日本の化粧品や薬、日本食のテナントコーナーもあります。場所はインターナショナルマーケットプレイスのクヒオ通り側です。
ミツワマーケットプレイス(Mitsuwa MARKET PLACE)
住所:2330 Kalakaua Ave #250, Honolulu
電話番号:(808)489-9020
営業時間:10:00am–8:00pm
それでも時差ぼけが抜けなかったら
それでも時差ぼけが抜けなかったら…しょうがないです。予定変更していきましょう。付き添いが必要なくらいキツいわけではないのであればお互いに別行動を選択するのも良いですね。そういった予定の変更をイライラせずに受け入れることが大切です。
到着した日に限らずに余裕をもったスケジュールを組むのがおすすめです。
夜になると体調が戻るなんてこともあるでしょう。そんな風に自身の時差ぼけの特徴を掴めたとしたら、とてもラッキーだと思います。ご自身の特徴にあわせて行動プランを組めるのですから。
「せっかくハワイに来たんだから一緒に行動しようよ」そのように思っていても時差ぼけになりやすいハワイではずっと一緒が叶わないこともあるのです。
行動をずっと一緒にしていなくてもお互い過ごしたい方法が違うのであれば、お互いのタイミングで待ち合わせも良いと思うのですがどうでしょう。
体調が良ければ相手が行きたいところに行きたいし、体調が優れないときはいつでも合流できるというスタイルが嬉しいということもあります。
あらかじめ予定を決めてしまうとうまく予定が進まなかったときにイライラを買うから、予定は決めないスタイルが良いという意見もありますね。
良いレストランはその日の予約は難しかったりします。それでも良いレストランに行きたいですよね。キャンセルにしてしまうこともあるから予約できないと考えてしまうとずっと良いレストランに行くことはできないので、たとえばピークタイムではなく、8pmなど遅い時間に予約するというのもひとつの方法かもしれません。
ハワイの8pmは、日本の3pm。遅い時間はお腹空いてることもありますしね。
帰国したらきっと元気に
ハワイ滞在中に調子が悪くても日本に戻る飛行機の中から徐々に元気になることも。あんなに飲みたくなかったお酒だって飲みたくなるように。
「日本の空港に到着したらコーヒーを飲みたい!」そんなに風に思えたら時差ぼけ、あと少しで治りそうです。
「なんだったのだろう?何が違うのだろう?思い込みだったのだろうか?」そう思えてしまうのが時差ぼけなのです。不思議ですけど、けっして思い込みではないですからね。
時差ぼけは行きだけでなく、帰りにもなります。特にハワイ滞在中、平気だった方はしばらくの間、夜7pmくらいに眠くなってしまうこと、朝4amくらいに起きたくなってしまうことがあるかもしれません。
日本の夜7pmはハワイの夜12amですから眠くなりますね。日本の朝4amはハワイの朝9amですから起きたくなりますね。もう寝るのは十分って身体が覚えているのかもしれません。
お仕事のある方、できましたら帰国後翌日から出勤せず、1日は休養日を予定し、ゆっくり過ごしましょう。
ハワイから日本への帰国は1日が長くなるという感覚です。日にちでいうと1日なくなった感覚に。たとえば11/26の11amにハワイを出発するとします。19時間進んで、私の11/26 11am-11/27 6amがなくなってるというのも不思議ですね。
おわりに
最後までご覧いただきありがとうございます。
時差ぼけは辛いですよね。眠いだけなら良いのですが、大好きなコーヒーやせっかくのハワイでお酒を飲めないなんて。
海外への出発前は、無理のない滞在中のスケジュールを立てることと、きちんと睡眠をとることが大切です。
色々と対策をあげてみましたけど、うまく実行できなかったとしてもイライラしないでくださいね。ただでさえ、海外旅行は何かとイライラすることあると思います。
このことが1番このテーマで伝えたいことなのかもしれません。
時差ぼけだったら日本に帰国すれば「あれはなんだったのだろう」とウソみたいに元通りになりますから。
今回紹介させていただいた対策が、皆さまのハワイ旅行の時差ぼけに対してサポートになると嬉しいです。
素敵なハワイ旅行になりますように。
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