ダイヤモンドヘッドとワイキキビーチ

ハワイ旅行の出発準備!~手続き編~【コロナで変わったこと】出発直前や現地で慌てないように(2022年10月)

ダイヤモンドヘッドとワイキキビーチ

2022年9月7日よりハワイから日本への入国にあたり、3回以上のワクチン接種条件を満たせば、出国72時間前PCR検査が必要なくなりました。もちろん、ハワイ到着時の検査、待機期間もありません。

こうして日本政府の新型コロナ対策の水際対策が緩和されるとハワイへの旅行者も増えますかね。

コロナ前と後でハワイ旅行の出発準備(手続き)に関して変わったことはあるのでしょうか。

コロナで海外旅行を控えていたからパスポートが有効期限切れになってしまっていたなんてことも。再発行の際には戸籍謄本が必要なので早めのご確認をおすすめします。

今回は旅行中に新しく気にしたいことや日本出国・帰国のために準備するものを紹介していきます。

新しい旅行中に気にしたいこと

コロナ禍を乗り越えてハワイへの旅行者も徐々に増えています。まずは出発前や旅行中に気にしたいことをご案内します。

ハワイへ出発前の話

コロナ前に比べて出発前により一層気をつけたいこと、それは毎日の体調チェックではないでしょうか。

旅行に行くからというわけではなく、日頃から体調管理は欠かさないようにしたいですね。

朝起きたら体温チェック、この習慣があると普段から意識も上がりますよ。

またもし体調が悪い日と旅行の日が重なったら、無理せずに旅行は取り止めましょう。またきっと必ず行けますから。

渡航先の最新の新型コロナウイルスの流行状況を確認してください。

海外旅行保険の加入もご検討ください。補償内容(新型コロナウイルス感染症が補償対象となるか、補償限度額や医療サービスの範囲など)の確認も忘れずになさってください。

クレジットカードの保険も傷害死亡や疾病死亡は対象であっても治療費が対象外であったり、補償金額が低額であるなど、通常の海外旅行保険とは異なる場合がございます。

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ハワイ旅行中の話

ハワイでは2022年3月より屋内でのマスク着用義務が解除されています。だからといって、マスク禁止(マスクしてはダメ)ということではないです。ホテルやレストランのスタッフはマスク着用していますし、ご自身が気になるようでしたら、マスクを付けましょう。マスクはこれからも必須アイテムです。

こまめな手洗い、うがい、消毒はこれから先も緩和はないかもしれません。みんなが気を付けるようになったからこそ風邪をひく人が減ったり、市販薬の販売額が減ったのだそうです。こんなに良い習慣はこれからも続けたいですね。

除菌グッズ(アルコールティッシュや使ったティッシュを入れるビニール袋)、ハンカチも必需品に。

また、旅先での体調チェックも忘れずになさってください。

渡航先で咳や発熱などの症状が出た場合は、他の人たちとの接触を避けて、いち早く医療機関や保険会社、旅行会社へ相談してください。

万が一に備えて旅行前に現地の医療機関の場所を出発前に探しておきましょう。

2022年9月現在のアメリカ入国、日本帰国時に必要なものをご案内

感染拡大状況によって変更される内容ですので、最新情報は航空会社や旅行会社、ハワイ州観光局のホームページで確認しましょう。

日本出国準備

ハワイ旅行にあたり日本で準備が必要な書類を今いちど確認していきましょう。

具体的にはパスポート、ESTA、ワクチン接種証明書、CDCの宣誓書、コンタクトトレーシングフォーム、MySOSアプリの準備です。


パスポート、ESTA

パスポートとESTAはコロナ前と変わらず必要です。

パスポートは有効期限残り90日以上が推奨されています。しばらく海外に行っていなかったためにパスポートの有効期限が切れているのに気が付かなかったなんてことも。

アメリカ渡航に必要なESTAの申請も忘れずに。アメリカ渡航の出発72時間前までに手続きを済ませるよう推奨されています。


新型コロナのワクチン接種証明書

新型コロナウイルスのワクチンを2回接種したことを証明する書類です。最終接種日から15日が経過していること、公的機関が発行した英語で記載された接種証明書(海外用)であることが求められます。

お住まいの自治体で無料取得できますので、取得方法などは各自治体へお問合わせください。海外用のワクチン接種証明書の取得にはパスポートの提示が必要です。現在、自治体によってはかなり多くの申請を受け付けており、即日発行には対応していなかったり、感染防止のため、郵送でのみの受付としているなど、発行まで3-5営業日必要とされているので、余裕をもった申請をおすすめします。

マイナンバーカードをお持ちの方はスマートフォンアプリから電子版のワクチン接種証明書を取得することができます。土曜日・日曜日や、年末年始・大型連休を含む祝日も、アプリによる接種証明書(電子版)の電子交付が可能であり、適切に申請が受け付けられた場合は、即日交付も可能です。

※海外用のワクチン接種証明書は日本国内でも使用できます
※ワクチン接種証明書は提示するものであり、原本を提出しないので1通取得すればOKです


CDC指定の宣誓書

CDCは、アメリカの疾病対策予防センター(Centers for Disease Control and Prevention)のことです。宣誓書は新型コロナウイルスの陰性証明書または治癒証明書の内容が正当で虚偽がないことを示すために署名するものです。

搭乗便のチェックイン時に航空会社への提出が求められています。

ハワイ州観光局や航空会社のサイトから用紙がダウンロードできます。

こちらのurlはESTA(エスタ)のサイトで、2回のワクチン接種が完了した方、完了していない方による記載例ともに案内されています。
url:https://esta-center.com/attestation/index.html

日本の空港のチェックインカウンターでも用紙の用意はありますが、事前にダウンロード・記入しておくと当日の移動がスムーズに進みますね。


米国CDCへの情報提供(コンタクトトレーシングフォーム)

氏名やアメリカでの滞在先、連絡先など必要事項を記入し、出発当日に空港のチェックインカウンターで提出する書類です。

米国連邦政府より、航空会社に対し搭乗前の書類確認が義務付けられています。

渡航書類事前確認(ANA)
渡航書類を事前に確認してくれる航空会社のサービスもございます。出発日当日の空港における手続きが安心・スムーズとなりますのでANAに搭乗される方はぜひご利用してみてください。

搭乗前(出発時刻の12時間前まで)「ANA Travel Ready(オンライン事前渡航書類確認サービス)」
url:https://ana-travel-ready.web.app

日本帰国にあたり

2022年6月より、ハワイから日本へ入国する場合は、日本到着後の空港で実施されるPCR検査と入国後の隔離もなくなりました。

また2022年9月7日より、3回目以降のワクチン接種証明書提出によりハワイ出国前72時間以内に検査を受けて陰性証明書を取得するルールもなくなっています。

こうして規制は緩和されても、ご自身はよくても周りには気にする人もいるということも踏まえて、帰国後の行動を考えると良いと思います。たとえば、帰国後にPCR検査を受診したり、気にする方との接触を1週間程度控える(在宅勤務やスプリッド勤務を活用して極力ないようにする)など、お互いを思いやることが変わらず大切ですね。

ワクチン接種の有無にかかわらず必要な手続き

Visit Web Japanを登録して、ファストトラックでの事前手続きを、搭乗便到着予定日時の6時間までに済ませておきましょう。

ファストトラックとは、日本に入国する前にVisit Japan Web上で検疫手続きを事前に済ませることで、日本到着時、Webページ・QRコード提示により検疫書面の審査と提出が不要となりスムーズに入国できる仕組みです。


Visit Japan Webサービス

Visit Japan Webサービスは、海外からの入国者(海外から帰国する日本人も含む)が、入国時に「検疫」・「入国審査」・「税関申告」の入国手続を行うことができるウェブサービスです。

利用規約やプライバシーポリシーへの同意や登録、利用方法の確認に時間がかかるので日本出発前にWebページにアクセスし、渡航情報の登録を済ませておくことをおすすめします。

Visit Japan Webサービス url:
https://vjw-lp.digital.go.jp


ファストトラック

Visit Japan Web上で、事前に検疫手続きを完了させることができます。搭乗手続時、日本到着時にアプリ画面またはWEB画面の提示により、手続きが簡便になることに加え、書面での提出・審査が不要となります。

事前登録と審査がすべて完了するとVisit Japan Webの画面が青色に変わり、ファストトラックをご利用いただけます。

空港でのお手続きの際は、係員へVisit Japan Webの画面をご提示ください。日本に到着するとたくさんのスタッフが「Visit Japan Webの画面を見せてください」「QRコードはお持ちですか」という呼び掛け・案内をしてくださっています。

こちらではワクチン接種ができる方にとっての手続きを記載して参りました。ワクチンを打ちたくても打てない方にとっての規制の緩和はまだ整っていません。
ワクチンを医療上の理由で打てない方は医療機関発行の公式文書(打てない理由等を明記)を用意することで入国が認められる場合があるとのことです。
また、隔離(入国後5日間)やウイルス検査(入国後3-5日後)への同意を宣誓書で示すことも必要なんですね…

おわりに

最後までご覧いただきありがとうございます。

今回は、コロナによって旅行中に新しく気にしたいことや新しい日本出国準備、帰国準備の方法を紹介してきました。

出国手続きに必要な書類が増えていますので余裕を持って準備を進められることをおすすめします。

ワクチン接種証明書の取得はマイナンバーカードを持っているとアプリですぐに取得できるので便利です。

コロナにかからないこと、出発前の2週間は特に注意したいですね。またハワイでのもしもに備えて海外旅行保険への加入もおすすめいたします。

ハワイに来ると、町を歩いていてもいつもよりも深く呼吸していることに気付きます。それも自然と。

今回の記事がハワイ旅行のプランを検討されている方のお役に立てましたら幸いです。

素敵なハワイ旅行になりますように。

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