時間を気にせず、好きな場所へ、決められたルートもなく、自身のペースで移動したいという方にはレンタカーでのプランニングがぴったりです。
今回はハワイでのレンタカー利用に関して「日本での運転と違うこと」、「交通ルール」、「国際運転免許証」についてご案内していきます。
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左ハンドル、右側通行、ウィンカー左
日本での運転と大きく違うのは、左ハンドル、右側通行、ウィンカー左です。
これらのうち、左ハンドル、ウィンカー左は、すぐに慣れる方が多いです。一方で右側通行は、万が一に備えて常に注意して、運転いただくと良いと思います。
慣れるまで、交差点で曲がるときは「右側通行、右側通行、ウィンカー左、ウィンカー左」と唱えてみると良いかもしれません。
交通ルール
日本を出発する前に、国際免許を日本で取得することをおすすめしますが、国際免許の取得手続きは交付手数料を支払うだけで、ハワイの交通ルールを知る機会にはなりません。ハワイの交通ルールは自身で学ばなければならないのです。
とはいっても、全ての標識やルールを習得する時間はないですよね。そこで、ハワイで運転するときに知っておきたいことをピックアップし、その項目だけでも事前にインターネットやガイドブックで確認しておくと良いかなと思います。
ここではハワイの交通ルールに関するいくつかの質問にお答えしていきます。
01. 赤信号だけど右折ができるって本当ですか？ダメな交差点もありますか？
ハワイでは、赤信号でも右折できます。右折レーンで赤信号だからと停止していると、後ろからクラクションを鳴らされてしまうこともあります。
右折の際には、一時停止をすること、歩行者、自転車、バイクに注意しながら右折することを忘れないようにしましょう。
ただし「No Turn on Red」の標識がある交差点では、赤信号での右折は禁止です。
02. マイル/時は何キロですか？
スピードメーターや制限速度の標識はマイル表示です。1マイルは1.6kmですので、1.6km/時を乗じて、km/時に直しましょう。
スピードメーターを日本の感覚で見てしまうと、実際には1.6倍のスピードが出ていたということになってしまうので注意が必要です。
03. スクールバスが停止していたら、追い抜きは禁止ですか？
はい。前方にスクールバスが停止したら、生徒の乗り降りが完了し、スクールバスが再発進するまでは、こちらも停止しなければなりません。
中央分離帯がない道路では、対向車線にスクールバスが停止していた場合でも停止が必要です。
子供達が反対車線から駆け込んだり、道路へ飛び出したりするのを守るため、そのような決まりになっています。
子供を巻き込む事故を大人みんなで防ぐルールなんですね。
04. 一方通行、進入禁止、駐車禁止、停止、速度制限、Uターン禁止の標識を教えてください。
ハワイドライブの前にいくつかの標識を覚えておきたいです。一方通行、通行止め、駐車禁止、駐停車禁止の標識はこちらです。
一方通行
通行止め
駐車禁止
停止
最高速度50マイル
Uターン禁止
05. ハワイの信号は日本の信号と違いますか？
「赤は止まれ、青は進め」は一緒です。前述のとおり、赤でも右折できることが違います。
「GREEN ARROW ONLY」と書かれた場所では、信号が赤色から変わっても緑の矢印が表示されるまでは曲がれません。
06. 路上駐車ができるかどうかはどのように判断しますか？
ハワイで路上駐車ができるかどうかは周辺の標識または縁石で確認します。「緑」の縁石は時間や曜日により駐車を可能にしており、近くに駐車可能日時を表示する標識が立っています。
「赤」の縁石は、消火栓の前後15フィート（約4.5メートル）の駐停車を禁止することを意味し、「青」は指定車両のみ駐車可能、「黄色」は運転者が乗ったままでの短時間の乗降、積み降ろしが可能であることを意味します。
07. クロスウォーク法って何ですか？
横断歩道を歩行者が渡っている時は、歩行者が横断歩道の中央を過ぎるまで（反対車線の横断歩道に差し掛かるまで）、停止していなければならないルールです。
片側1車線の道路であれば、心配なさそうですが、2車線や3車線の道路では、目の前を歩行者が通り過ぎると、うっかりアクセルを踏み込んでしまいそうなので、気をつけたいです。
08. Yieldと書かれた標識はどういう意味ですか？
赤枠の逆三角形のYieldと書かれた標識は、「ゆずれ」を意味します。
前方のこれから合流する道路に車が走っていたら、その走行を優先するようスピードを調整しなさいという指示です。「止まれ」ではないので、必ずしも停止を求められている標識ではありません。
「LEFT TURN YIELD ON GREEN」は、注意が必要です。
「青信号、左折OK」ではなく、「青信号、反対車線の車を優先させながら（ゆずりながら）左折しましょう」です。
反対車線の車が速度を落とすことはないので、要注意です。
国際運転免許証の携帯
ハワイでは、国際運転免許証がなくても日本の免許証でレンタカーを借り、運転することもできます。しかし万が一、ハワイの警察に免許証を提示することになったとき、英語で必要情報が記載されている国際運転免許証を携帯していた方が、対応はスムーズです。
ハワイの警察官が確認する免許証が日本語表記なのか英語表記なのかの違いですが、その差は大きいです。
国際免許の有効期間が発行日から1年であり、日本の免許証で運転が認められているのは、アメリカ入国後1年以内とされていることからも、国際運転免許証は、日本の運転免許証を翻訳したものだと捉えられます。
国際運転免許証の取得に際して試験はなく、手数料を支払うのみです。
なお、日本の運転免許証は必ずハワイへ持参して下さい。国際運転免許証では、レンタカーを契約することができません。やはり、免許証そのものではないのですね。
おわりに
最後までご覧いただきありがとうございます。
今回はハワイでのレンタカー利用に関して「日本での運転と違うこと」、「ハワイの交通ルール」、「国際運転免許証」についてご案内させていただきました。
皆さまのハワイドライブのお役に立てましたら幸いです。
素敵なハワイドライブを楽しんでください。
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