ハワイ旅行中、現金でチップを渡すシーンは、次のシーンが考えられます。食事やUber、タクシーはクレジットカードで支払うので、チップを手渡しすることはないです。
01. ベッドメイキングや掃除
02. タオルの取り替えや日用品の補充
03. ホテルで部屋まで荷物を運んでくれたとき
04. Uber、タクシーやシャトルバスで荷物を下ろしてくれたとき
私たちにとっては慣れないことでも、彼らにとっては自然なこと、訪れる国の文化を理解し、経験することも旅行の楽しみです。
サービス一つひとつに価値があるという感覚を持つことができます。
旅行中は、サービスを受けることの方が多いため、自然とありがとうを伝える数が日本にいるときよりも増えます。
チップを手渡すとき、何に対してのありがとうなのかを伝えられると良いなと思っています。
それでは、シーン別にチップの渡し方をご案内していきます。
ベッドメイキングや掃除
外出するとき、1ドルまたは2ドルを、ハウスキーパーがチップと分かるように置いておきます。
ポイントは、チップと分かるようにする、言い換えると、ハウスキーパーに出しっ放しと思われないようにすることです。
枕の上は、意図的にチップを置いたことが伝わりそうですね。
枕の上ですとチップがあることに気付かれず、場合によっては、シーツに包まれたまま、掃除が済んでしまうのではないかのご心配がある方は、サイドテーブルにチップを置きましょう。
サイドテーブルにThank youとメモを添えて置くことで、意図的にチップを置いたことが伝わりますね。
もちろん、自身が部屋にいる場合には、Thank youと言葉を添えて、直接手渡しします。
タオルの取り替えや日用品の補充
タオルの取り替えや日用品の補充を、フロントにお願いすると、ハウスキーパーが部屋までお持ちしてくれます。
その際、私たちは部屋で待っていなくても大丈夫です。
タオルの取り替えであれば、使用済みのタオルを、入り口付近へ荷物置き（バゲージスタンド）を移動して重ねておき（ビニール袋やシートをタオルの下に敷いておくと気分的に良いですね）、近くに1ドルまたは2ドルを置いておきます。
日用品の補充も入り口あたりに台を作って、1ドルまたは2ドルを置いておきましょう。
タオルと違い、交換するものがないときは、チップと判断しにくいので、Thank youとメモを添えておくと良いです。
もちろん、自身が部屋にいる場合には、届けてくれた方に、Thank youと言葉を添えて、直接手渡しします。
ホテルで荷物を部屋まで運んでくれたとき
荷物が部屋に届いたら、運んでくれた方（ポーター）に、荷物１つにつき1ドルを、Thank youと言葉を添えて、手渡しします。
Uber、タクシーやシャトルバスで荷物を下ろしてくれたとき
スーツケースなど大きな荷物を下ろしてくれたことに対して、荷物１つにつき1ドルを、Thank youと言葉を添えて、手渡しします。
このエピソードの英会話
旅行中に使えるありがとうのパターンを紹介します。何に対してのありがとうなのかを伝えてみます。
Thank you.
ありがとう。
Thank you so much.
ありがとう。
Thank you very much.
ありがとう。
Thank you for your kindness.
親切にしてくれてありがとうございます。
Thank you for carrying my baggage.
荷物を運んでくれて、ありがとうございます。
Thank you for the ride.
車で送ってくれて、ありがとうございます。
おわりに
最後までご覧いただきありがとうございます。
シーン別のチップの渡し方をご紹介させていただきました。1ドル-2ドル（約100円-200円）がありがとうの言葉と共に街を回っているのを想像すると、良い文化だなと考えたりもします。
今回の記事が皆さまのハワイ滞在のお役に立てますと幸いです。
ハワイのレストランでのお会計の流れとその流れに対して持った疑問をご案内します。 レストランでのクレジットカード支払いの流れは次の順序です。 01. 店員[…]
クレジットカード決済、電子マネーの普及により、キャッシュレスが日本でも進んでいます。私が住んでいる街でも3年前までタクシーの支払いは現金でということが多かったのですが、今はほとんど全てのタクシー会社でクレジットカードまたは電子マネ[…]
最近は日本でも多くなってきたクレジットカードのICチップでの支払い。コンビニエンスストアではローソンが、カフェではスターバックスがこの操作方法です。 自身で端末にICチップ付きクレジットカードを差し込んで、支払い完了の合図の[…]