日本の空港からホノルルの空港(行き)までのプロセス別、素朴な疑問に答えていきます。
たとえば、「日本での保安検査とハワイでの税関チェックの違いは何?」、「日本の保安検査で、トレイに出さなければいけない荷物は何?何故出すの?」といった疑問に対する回答です。
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日本の空港からホノルルの空港(行き)までのプロセス
日本の空港では4つのプロセスがあります。
日本の空港でのプロセス
01. チェックイン
02. 保安検査場
03. 出国審査
04. 搭乗ゲート
ハワイの空港では3つのプロセスがあります。
ハワイの空港でのプロセス
01. 入国審査
02. 荷物受取り
03. 税関
日本の空港到着
いよいよハワイへ出発する日がやってきました。
日本の空港に到着し、機内に搭乗するまでの手続きを一つひとつご案内していきます。
チェックイン &荷物預け入れ
パスポートを提示して、チェックイン手続きが始まります。チェックインは、予約していた飛行機に乗りますという意思表示であり、実際に搭乗する人数の把握と搭乗者名簿の作成が行われます。
ウェブチェックインは、荷物預け入れが必要だとしても、ウェブチェックイン済みの専用カウンターがある場合には、待ち時間を短縮しながら、荷物を預け入れることができるため、便利です。
荷物預け入れでは、重さ計量、預かりタグの受け渡しがあります。
スプレー缶(虫除けスプレーなど、肌に吹き付けられるものはOK)やスマホの充電式バッテリー(機内持ち込みはOK)、マッチやライター、花火など、火薬を使ったものは、預けることができません。
飛行機を安全に目的地まで運行するために、爆発につながる物の預け入れがないかを確認されます。
預けた荷物の検査は、チェックインカウンターから航空機に積み込まれるまでの間に自動で行われます。
問題のある荷物が見つかった場合は、搭乗ゲート前で顧客の立会いのもと、再度荷物の確認が行われるか、航空会社によっては、顧客の立会いなしで検査職員が荷物を開け、危険物を取り除いた上で、航空機に積み込まれます。
保安検査
空港の保安検査場で行われる検査は、金属探知機による身体検査、X線検査機による手荷物検査です。
搭乗ロビーおよび機内への危険物の持ち込みを防ぐために、保安検査官が対応します。
ここでは、ハワイへの持ち込みが禁止されているものを確認するのではなく、飛行機を安全に目的地まで運行するために、刃物や爆発物を用いてよからぬことを企み、持参していないかを確認しています。
保安検査場では、保安検査官により、搭乗券とパスポートがチェックされます。
このとき、お客様が搭乗に間に合うかもあわせて確認しています。
つづいて、金属探知機による身体検査を受けるため、ポケットの中身を空にし、上着を脱ぎます。
また、X線検査機による手荷物検査のため、手荷物の中から、パソコンをトレイの上に出します。
パソコンを手荷物の中から取り出すのは、X線検査がスムーズに行えるようにするためで、部品がたくさん詰まったパソコンが、画像解析の視界を遮るようです。
100ml以下の容器に入り、1リットル以下の無色透明なジッパー付きプラスチック袋に入っていない液体物は、持ち込めません。
液体を用いた爆発を未然に防止します。
一方で保安検査後、搭乗ロビーでは100ml以上の液体物が販売されています。購入し、飛行機内に持ち込むことも可能ですが、これは搭乗ロビー内にある液体物は検査済みで、液体を用いたよからぬ企みが実現できないとされているためです。
さて、トレイの中に、スマホ、鍵、小銭、財布が入っているのをよく見かけますが、それはきっとポケットの中に入っていたのでしょう。
もし、手荷物の中に入っていたのであれば、手荷物の中に入ったままで問題ありません。
保安検査場で、スマートに立ち振る舞うためには、あらかじめ、ポケットの中身を手荷物の中に入れておき、PCを取り出しやすい場所に収納し、上着を脱いでおくのが良いと思います。
出国審査
保安検査場を通過すると、出国審査を受けます。たとえ、家族でも1人ずつ審査されます。
入国審査官にパスポートと搭乗券を提示し、スタンプを押してもらいます。
搭乗ゲート
搭乗ゲートでは、搭乗券とパスポートを提出します。本人であることを確認されます。預け入れ荷物についての質問を受けることもあります。
ホノルルの空港到着
空港に到着して、最初に英語を話すのは空港の入国審査ブースです。
入国審査ブースでの会話も含めて、空港到着から、いよいよ旅行スタートというところまでご案内致します。
入国審査(immigration)
入国審査は、APC Kioskと有人ブースがあります。
01. APC Kiosk(自動入国審査端末)
APC(Automated Passport Control) Kioskで、パスポートの読み取り、必要事項の入力、指紋のスキャン、顔写真の撮影を行います。
この端末を使って入国審査官とのやり取りをせずに自身で必要情報を登録して、入国手続きを進めます。
すべての手順が終わると、顔写真が印刷された紙が出てきます。 この紙をもって進むと、またどの列に並ぶか指示されますので、誘導された列へと進みます。
02. 有人ブース(入国審査官との手続き)
有人ブースに座っているのは入国審査官です。
ここでの入国審査官の役割は、ハワイに到着した外国人の入国可否を決定する「出入国の審査」です。
顔写真や指紋の生体情報を過去の犯罪歴や要注意人物の生体情報データベースと照合を行います。また、旅の目的や滞在期間を問い掛け、よからぬ企みを未然に見抜きます。
ブースに入る際、家族の場合は一緒に入ることができます。友達同士の場合は、1人ずつの審査です。
提出するのは、パスポートとAPCから出力された紙です。
APCでの情報登録に不具合があると、有人ブースでもう一度、顔写真、指紋の登録を行います。
問題がなければ、パスポートに入国のスタンプを押してもらい、入国審査は完了します。
パスポートとAPCから出力された紙を受け取り(税関でも使用します)、入国審査は終了です。
多くの人が入国審査官との会話が、初めて英語を使うタイミングになります。
関連記事の「旅行英会話」ページをぜひご活用ください。
荷物受け取り(Baggage Claim)
入国審査と税関審査の間に荷物受け取りがあります。
パスポートの提出も英語での会話もないので、ちょっと休憩という感じでしょうか。
自身が搭乗した飛行機の荷物がどのターンテーブルに乗せられるのかを電光掲示板で確認します。
荷物の取り違いには注意して下さいね。荷物に貼ってあるシールの番号と手元の番号を確認しましょう。
ハワイに持ち込む荷物をすべて手に取って、次は税関に進みます。
税関(Customs)(税関職員とのやり取り)
税関のスペースで待っているのは、税関職員です。
ここでの税関職員の役割は、ハワイへの持ち込みが禁止されている品物(食品や物品、生き物、植物など)や免税範囲を超えた持ち込みがないかのチェックや、薬物の取り締まりです。
パスポートとAPCから出力された紙を提出し、指示に従いましょう。
申告は正直が良いです。例えば、調味料。わざわざ申告しなくても良いかなと思っても、申告してみて下さい(税関申告書のフード欄に”はい”にしるし)。
出口(Exit)
ツアー出口&離島への乗り継ぎは左、乗り継ぎカウンターは目の前、個人の出口は右へ進みます。
おすすめな航空券の購入方法
最後に航空券の予約方法を補足しておきます。
航空券の購入は、Expediaの航空券とホテルのパッケージ割引がおすすめです。航空券がおよそいくらなのか、格安航空券検索サービスのスカイスキャナーで確認しておいて、Expediaで航空券とホテルのパッケージ割引で申し込んでみるのが良いと思います。
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スカイスキャナーで検索してみてもExpediaが最安値になることが多いので、おすすめをあえて選ぶとしたら「Expediaの航空券とホテルのパッケージ割引」をおすすめします。
おわりに
最後までご覧いただき、ありがとうございます。
安全な飛行を守るため(ハイジャックなどの犯罪を防ぐため)に、預け入れ荷物の制限、保安検査場での検査があります。
そして、現地到着後はハワイを守るため(不法滞在、薬物持ち込みを防ぐため)に、入国審査、税関があります。
検査、審査の主とする目的がそれぞれ異なることに着目すると、手続きへの理解が深まります。
ハワイでの入国審査は混雑時には時間が掛かりますが、これからの楽しいハワイ滞在に期待して順番を待ちましょう。
素敵なハワイ旅行になりますように。
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