ハワイのバスは、ザ・バス(The Bus)といって、オアフ島中に路線が張り巡らされています。
1番のメリットは、タクシー、Uber、Bikiと比べて、利用料金が安いことです。
料金は一回の乗車が一律$3.00で、$7.50の1日乗車券も発行されています。
日本でもそうですが、バスの慣習は、都市によって異なるもの。都市ごとのルールが分からなくて、困ったことが何度もあります。
だからこそ、ハワイの慣習のひとつに触れられることもバス利用のメリットかもしれません。
移動手段として利用するのはもちろん、長距離路線のバスに揺られて窓の外を眺める時間を旅のプランに加えてみても良いかもしれません。
今回はハワイのバス利用にあたり、いくつかのヒントをご案内していきます。
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路線図
どこ行きのバスがどこを走っているのか、日本でバスに乗車するときでさえ、慣れない街ですと、さっぱり分かりません。路線数、バス停数が電車よりも多いことから、路線図化が難しいのかもしれませんが、バス利用にあたり、不安な気持ちになります。
そこで、ハワイのバス利用にあたっては「グーグルマップ」とザ・バスのアプリ「Da Bus2」を併用して路線図に対する不安を解消していきます。
まず、グーグルマップ上で現在地と目的地を入力し、電車マークをタップします。電車マークは、電車とバスの両方を案内してくれます。オプションで優先モード欄のバスマークをタップすれば、バスの経路が優先して案内されます。
バス停までの徒歩ルート、乗車するバスの番号 or アルファベットや降車するバス停名を確認することができます。
続いて、アプリのDa Bus2を起動して「検索」、「ルートナンバーから検索」をタップします。ルートナンバーを入力するスペースに、先程グーグルマップで確認したバスの番号を入力して、検索ボタンをタップすると、そのバスがどこから走り始め、どこまで走っていくのか、どのような場所に停車するのかを確認することができます。
バス停に行くと、The Busの看板がありますので、乗車予定のバスの番号 or アルファベットが、看板のRoutes欄に記載があるかを確認します(バス停名の記載はありません)。複数の路線が停車しないバス停の場所は、Routes欄がないこともあります。
また、うっかりと進行方向を間違わないようにしましょう。ハワイの車道は右側通行です。
バスがやって来るのが見えたら、フロントガラス上の掲示板で路線番号を確認し、お目当てのバスだったら、乗車の意思を示すように、ドライバーが見える位置にいるようにします。
なお、バスの乗車は前方ドアです。移動距離にかかわらず一律前払いのため、前ドアだと覚えておくと、すぐに慣れました。
降車は後方ドア、前方ドアいずれからでも行われます。乗車する際は、前方ドアから降りてくる方がいないか様子を見た上で乗車しましょう。
料金の支払い方法
料金は$3.00の一律で、前払いです。ドライバーの横に料金ボックスがあり、お札、コイン、それぞれ投入する場所があります。
ザ・バスの慣習のひとつは、おつりが出ないことです。バス内で両替することもできないので、手間に感じますが、事前にぴったりと小銭まで用意しておくようにします。
複数人で乗車する場合、人数を伝えれば、まとめて支払うこともできます。現金払いのみでクレジットカードでの支払いはできません。
また、年齢別に料金が設定されていて、6-17歳は一律$1.50、1日乗車券$3.75、65歳以上は一律$1.25、1日乗車券$3.00、5歳以下の子供は大人1人につき1名まで無料(運賃を支払ったお客様が同乗者として付き添い、お子様が1人分の座席を利用しない場合)です。
1日乗車券はHOLO(ホロ)カードというチャージ式の電子カードが必要です。乗車時に読み取り機にタップします。HOLO(ホロ)カードを購入できる場所はHOLOカードのウェブサイトで確認できます。ABCストア、フードランドで2ドルで購入し、チャージできます。
HOLOカードウェブサイト
url:https://www.holocard.net/ja/
座席
ザ・バスの座席は日本と同じく、前方が優先席です。
後方ドアからも降りることができますので、後ろの方で座席を探しましょう。
椅子は固めです。長い時間、ザ・バスに乗車するプランのときはクッションを持参すると良いかもしれません。
降車の合図
降車の際は、窓にかかるワイヤーを下に引くか、STOPと書かれたボタンを押すと「降りたいです」の合図になります。
運転席上の掲示板に「STOP REQUESTED」の文字が現れ、次のバス停に停車することを知らせてくれます。
走行中、次のバス停に向かい始めると、次のバス停のお知らせが、アナウンスと運転席上の掲示板に流れます。
乗り過ごしが気になるときは、グーグルマップで現在の位置を確認しておきます。
また経路検索で到着時刻も確認できるので、その手前の時刻でアラームをセットすることもあります(眠ってしまってもひったくりに合わないよう、荷物は手から離さないようにしましょう)。
後方ドアの開け方
後方ドア、前方ドア、双方から降車できます。前方ドアはドライバーに開けてもらいます。
一方、後方ドアは、自動では開きません。ドア中央の黄色部分にタッチして下さい。手動で開けるタイプのドアもあります。
危険なことも
残念ながら、バスの中での事件もあります。
バス車内で路上生活者が大きな声を出していたりすると、恐怖を感じます。
また、早朝、夜のバス利用は避けるようにしましょう。
どうしてもその時間に乗車する場合は、ドライバーの近く(前方)に座る、眠くても起きているなどして、身の安全を確保しましょう。
おわりに
最後までご覧いただきありがとうございます。
最後は注意の意味を込めて、ザ・バスがけっして安全でないことを記載しましたが、ザ・バスが便利であることは事実です。
移動コストをレンタカー、タクシーやUberより安く抑えたいとき、ザ・バスを利用してみて下さい。日本にはない、長いバスに驚くこともあります。
今回の記事が皆さまのハワイ滞在のお役に立てますと幸いです。
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