楽天モバイル(格安SIM, docomo回線)のスーパーホーダイプランを利用しています。
つい最近、楽天モバイル(楽天回線)へのプラン移行を検討し始めたのは、妻が機種変更したからでした。
調べ始めたとき、楽天モバイル(格安SIM, docomo回線)のスーパーホーダイ(旧プラン)が2020年4月7日に新規受付を終了してから、機種変更すると、格安SIMおよび旧プランを引き継げないと思っていました。
引き継げないとも、引き継げるとも、インターネット検索では、なかなか答えに辿り着きませんでした。
しかし実際には、スーパーホーダイ(旧プラン)を新しい機種でも引き継ぐことができました。
そこで今回は、格安SIMを新機種に引き継ぐ方法、料金比較や電波繋がるのか問題など、スマホプランの変更を検討した際に確認したことをご案内していきます。
※ さまざまな条件が重なって、引き継げたのかもしれないこと、今だけ引き継げているのかもしれないこと、ご留意ください。
※ 引き継げなかったときにどうしようかと考えていた作戦も記載しています。
iPhone8からiPhone13 Pro Maxへの機種変更
4年以上お世話になった機種はiPhone8で、新しい機種はiPhone13 Pro Maxです。
Apple公式Webサイトで購入しています。
すなわち、SIMフリーです。
iPhone8は、ホームボタンを押すとジジっと音が鳴る状態でした。
楽天モバイル(格安SIM)と楽天モバイル(楽天回線)の料金比較、格安SIMのUQモバイルやワイモバイルとの料金比較、4キャリアでの比較を行い、楽天モバイル(楽天回線, UN-LIMIT VI)の料金が最も安く、料金プランも分かりやすいことを知りました。
格安SIMより安く、4キャリアの中でも最も安いことに感心していました。
そして、後悔しました。
300万人限定のプラン料金が1年間無料になるキャンペーンを利用していたら良かったと。
当時、楽天モバイル(格安SIM)は、2020年4月7日で新規受付を終了しているため、もう手に入れられないものには価値があるんじゃないかと考えたりもして、楽天モバイル(楽天回線)へのプラン変更は考えていませんでした。
それでも今は「最初の3ヶ月はプラン料金無料」キャンペーンが行われています。
3ヶ月でも魅力的なキャンペーンですね!
月間3GB-20GBの使用量だとして、ひと月のプラン料金は1,980円(税抜)。
3ヶ月で5,940円(税抜)。
夫婦2人あわせて、11,880円(税抜)、税込13,068円が無料です。
※ 楽天モバイル(docomo回線, au回線)から、楽天モバイル(楽天回線)への移行により、契約解除料、MNP転出手数料は発生いたしません。
現在契約しているプランである楽天格安SIM(スーパーホーダイ, docomo回線)よりも、プラン料金が安くなることに心躍らせて、楽天モバイル(楽天回線)に移行するつもりで、楽天ショップを訪れました。
新しいプランへ切り替える前に、地方都市における楽天回線の電波状態を確認したかったのです。
首都圏なら問題なく楽天回線に繋がると聞く一方で、地方都市ではまだ、楽天回線ではなくパートナー回線(au回線)に繋がることが多く、ひと月の間に通信量が5GBを超えてしまい、追加のデータ購入により高くつく、もしくはパートナー回線の電波が弱すぎて、アンテナは立っているのに、実際には圏外の状態が特に屋内では多いということを聞いていました。
自身の生活圏が楽天回線に繋がりやすいかどうかを確認する方法ですが、楽天モバイルのサービスエリア確認のurl(https://network.mobile.rakuten.co.jp/area/)を利用する方法もございますが、私のおすすめは、実際に楽天モバイル(楽天回線)を同じ生活圏で利用している方に接続具合を聞くこと、もしくは、楽天モバイルショップの店員さん(R CREW)に「このエリアの接続具合は正直いかがでしょうか?」と聞く方法です。
本当に聞いて良かったです。
新しいiPhoneのケースは、BONAVENTURA(ボナベンチュラ)のダイアリーケースのバイカラーをセレクトしました。
とても気に入っています。
楽天ショップで教わったこと
今回、楽天ショップで次のことを教わりました。
「正直、この地方都市では、楽天回線とパートナー回線(au)が利用されていて、UN-LIMITに切り替えた結果、繋がらないと苦情を言いにくるお客様がとても多い」とのことでした。
「苦情を言われても、ショップの店員さん(R CREW)ではどうしようもないため、心ない言葉を長い間、浴び続けることもある」とのことでした。
これが首都圏なら、今となっては楽天回線に繋がるので、20GB以上無制限という魅力的なプランを使いこなすことが叶うのでしょう。
私の場合は「切り替えると、もう2度と元に戻れない楽天格安SIM(旧プラン, スーパーホーダイ, docomo回線)を利用しているので、楽天回線に繋がらないかもしれないことについて、納得してからでないと、おすすめできません。」とアドバイスいただきました。
楽天モバイル(UN-LIMIT VI, 楽天回線)に移行するつもりで、楽天ショップを訪れていたので、とても救われました。
切り替えたあとに自身の生活圏で繋がらなかったとしても、誰かに文句を言ったところで、電波が良くなるわけではないので、よく検討した上で移行を実施することが必要なんだと理解しました。
新機種への移行作戦
良心的なR CREWから、教えてもらったことを受けて、新機種使用開始を次の順番で試していこうと作戦を立てました。
1. 格安SIM差し替え
2. 楽天モバイル(楽天回線)移行
3. docomoのahamoへ乗り換え
まずはこれまで使っていた格安SIMを新機種へ差し替えて、スーパーホーダイが継続できないか、試してみます。
楽天格安SINの新規受付開始がなくなって以降、機種変更すると楽天モバイル(UN-LIMIT VI, 楽天回線)に移行しないといけないと聞いたこともあったので、作戦1「格安SIM差し替え」は、たぶん出来ないのだろうなと考えていました。
そこで、作戦2「楽天モバイル(楽天回線)へ移行」して、生活圏での電波状況を確認してみて、どうしても使い勝手が悪いようであれば、作戦3「docomoの廉価版料金プランであるahamoへ乗り換える」ことを計画しました。
結果、楽天格安SIM(スーパーホーダイ, docomo回線)を継続
なんと、作戦1「格安SIMの差し替え」でインターネット利用、電話利用が出来ました。
手順をご案内していきます。
まず、① iPhone8で次のurlをクリックして、開いたページをスクリーンショットしておきます。
APN設定url:https://mobile.rakuten.co.jp/support/apn_setting/rmobile_jp/
次に、② iPhone8からiPhone13 Pro Maxへデータ移行を行い、③ 2つのiPhoneの電源を落として、④ 格安SIMカードを差し替え、⑥ iPhone13 Pro Maxの電源を入れて、⑦ WiFiに接続し、⑧ iPhone8でスクリーンショットしておいたAPN設定(iPhone)欄にある「構成プロファイルインストール」のQRコードをスキャンして接続し、⑨ 画面の案内に従って、ダウンロード(実際にはダウンロード済みでした)、インストールすると、自動的にAPN設定が完了し、⑩ iPhone13 Pro Maxで利用が出来るようになりました。
APNとは「Access Point Name」(アクセスポイント名)のことで、APN設定とは、スマホでインターネット接続を行うために、このスマホではどの携帯電話会社からインターネットに接続するか」を指定するための設定です。
UN-LIMIT VIへの移行でプラン料金の支払い額を落とすことを実現できなかったのは残念ですが、プラン移行したものの、自身の生活圏で楽天回線に繋がらないストレスで辛い思いをするよりは、楽天回線の通信網が充実するまで、旧プラン(スーパーホーダイ, docomo回線)を継続する選択ができて良かったです。
ここまでが、今回の出来事のご案内です。
R CREWの正直なアドバイスがなければ実現しなかったこと、大変感謝しています。
ありがとうございました。
そのほか、今回のプラン見直し検討にあたり、各種プランとの料金比較について、調べたことを、ご案内します。
電波問題さえなければ、UN-LIMIT VIの料金プランは圧倒的に安いです。
楽天モバイル(格安SIM)と楽天モバイル(楽天回線)の料金比較
楽天モバイル(楽天回線)の方が楽天モバイル(格安SIM)よりも安いです。
格安SIMよりリーズナブル(柔軟で選択の幅が広がる)な料金設定なんて素晴らしいです。
▼ 格安SIMと楽天回線の比較表(2021年11月27日)
楽天格安SIM (スーパーホーダイ) |
Rakuten UN-LIMIT VI |
||
プラン料金 | プランS 2,980円(税込3,278円) プランM 3,980円(税込4,378円) プランL 5,980円(税込6,578円) プランLL 6,980円(税込7,678円) |
0GB-1GB 0円 1GB超過後-3GB 980円(税込1,078円) 3GB超過後-20GB 1,980円(税込2,178円) 20GB超過後-無制限 2,980円(税込3,278円) |
|
高速データ容量/月 | 国内 | プランS 2GB プランM 6GB プランL 14GB プランLL 24GB ※ギガ使い切っても1Mbpsで使い放題 |
楽天回線エリア: 高速通信で無制限 パートナー回線エリア: 高速通信で5GB ※5GB超過後は最大1Mbpsで使い放題 |
海外 | 利用不可 | パートナー回線エリア: 高速通信で2GB ※2GB超過後は最大128kbpsで使い放題 |
|
通話 | 国内 | 楽天でんわアプリ利用で10分かけ放題 | Rakuten Linkアプリ利用でかけ放題 |
海外 | 国・地域別従量課金 | 海外→国内: Rakuten Linkアプリ利用でかけ放題 国内/海外→海外: かけ放題980円/月 |
格安SIMのUQモバイル、ワイモバイルと比較
UQモバイルのCM、ワイモバイルのCM、どちらも耳に残りますよね。
こちらも格安SIMよりリーズナブルな料金設定なんて素晴らしいです。
▼ UQモバイルとワイモバイルとの比較表(2021年11月27日)
UQモバイル | ワイモバイル | 楽天モバイル | |
プラン名 | くりこしプランL | シンプルL | Rakuten UN-LIMIT VI |
通信容量 | 25GB | 25GB | 無制限 |
基本料金 | 3,828円(税込)/月 | 4,158円(税込)/月 | 0-3,278円(税込)/月 |
4キャリアの比較表
「Rakuten UN-LIMIT VI」は使った分だけ支払う柔軟プランです。
こちら、docomo、au、SoftBankとの料金比較表(新ブランドプラン, 2021年11月27日)です。
▼ 4キャリアの比較表(2021年11月26日)
docomo ahamo |
au povo2.0 |
softbank LINEMO |
楽天モバイル UN-LIMIT VI |
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プラン料金 | 0GB | 2,700円 (税込2,970円) |
0円/月 | ミニプラン:900円(税込990円) | 0円 |
0GB超過後-1GB | 355円/7日間 (税込390円) |
980円 (税込1,078円) |
|||
1GB超過後-3GB | 900円/30日間 (税込990円) |
1,980円 (税込2,178円) |
|||
3GB超過後-20GB | 2,455円/30日間 (税込2,700円) |
スマホプラン:2,480円(税込2,728円) | 2,980円 (税込3,278円) |
||
20GB過後-無制限 | − | 60GB 5,900円/90日間 (税込6,490円) 150GB 11,800円/180日間 (税込12,980円) |
− | 2,980円 (税込3,278円) |
|
高速データ容量/月 | 国内 | 20GB | 0GB-データ使い放題/24時間 | ミニプラン:3GB スマホプラン:20GB ※LINEはギガノーカウント |
楽天回線エリア: 高速通信で無制限 パートナー回線エリア: 高速通信で5GB ※5GB超過後は最大1Mbpsで使い放題 |
海外 | − | − | パートナー回線エリア: 高速通信で2GB ※2GB超過後は最大128kbpsで使い放題 |
||
高速データ容量超過後の速度 | 最大1Mbps | 最大128kbps | ミニプラン:最大300kbps スマホプラン:最大1Mbps |
楽天回線エリア: 高速通信で無制限 楽天回線エリア外: 最大1Mbps |
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データチャージ | 500円/1GB (税込550円) |
− | 500円/1GB (税込550円) |
パートナー回線エリア: 500円/1GB (税込550円) |
|
国内通話 | 5分かけ放題 かけ放題+1,000円/月(税込1,100円) |
5分かけ放題500円/月(税込550円) かけ放題+1,500円/月(税込1,650円) |
5分かけ放題500円/月(税込550円) かけ放題+1,500円/月(税込1,650円) ※LINE同士の通話はかけ放題 |
Rakuten Linkアプリ利用でかけ放題 |
わかりやすい料金プラン
「Rakuten UN-LIMIT VI」は、通信量によって段階的に利用料金が変わる仕組みです。
料金プランが1種類のみのシンプルな設計に魅力を感じます。
▼ 「Rakuten UN-LIMIT VI」のわかりやすい料金プラン
※「最適」はデータ利用量に応じた料金になるという意味です。
データを少ししか使わない方にも、大容量のデータを使いたい方にも、データ使用量が月によって増減する方も、すべての利用者の期待に応えることが、階段型のプランの提供のようです。
すべての利用者の期待に応えることは、何においても難しいものですが、アイディアひとつでシンプルにアピールできることに楽天モバイルの強さがあるなと感じました。
「Rakuten UN-LIMIT VI」は、これまで通り4Gおよび5Gサービスが利用でき、音声通話も楽天モバイルのコミュニケーションアプリ「Rakuten Link」を使用した場合の国内通話は無料となります。
1回線目は月間データ利用量が1GB以下の場合、プラン料金が0円となります。
月間データ利用量が1GBを超え3GB以下の場合は980円、3GBを超え20GB以下の場合は1,980円、20GBを超過以降は楽天回線エリアにおいてデータ利用量上限なく月額2,980円でご利用いただけ、毎月のデータご利用状況に応じた月額料金を設定しています。
料金を抑えるため、通信量を気にすることもできるし、通信量が突き抜けても20GB以上は月額2,980円で打ち止めです。
スーパーホーダイ(格安SIM, 旧プラン)のように、追加購入の必要はありません。
WiFi環境にいることが多かったり、1GB未満であれば、料金ゼロ円も目指すことができます。
ただし、ご自身の生活圏で楽天回線に繋がればの話でした。
この街でも楽天回線が繋がりやすくなる日を心待ちにしています。
おわりに
最後までご覧いただきありがとうございます。
実際に生活費の多くを占める携帯電話料金を引き下げることで、ハワイ旅行を1年や2年に1度企画することも夢ではなくなるはずです。
キャリアサービスの楽天モバイルを利用するメリットとしては、楽天ポイントを使えること、繋がりやすさでいえばahamoへの切り替え、格安SIMにこだわるのであれば、UQモバイルへの切り替えをおすすめします。
今回学んだことは、料金の見直しにはもっと敏感になるべきだということ、得するのであれば、「今は楽天モバイルだけど、電波の繋がり具合やプランによってはahamoやUQモバイルに切り替える」ということをこまめに実施しても良いですね。
今回の記事が、楽天格安SIM(スーパーホーダイ, docomo回線)を利用していて機種変更を検討している方、毎月の支払い金額を抑える方法を探されている方、楽天モバイル(UN-LIMIT VI)への切り替えを検討されている方、格安SIMの情報を集められている方のお役に立てますと幸いです。
ハワイに行ったら人生変わったは、ハワイで触れたやさしさや思いやり、行動力が私の価値観を変えてくれたことをきっかけに、好きなときに好きなハワイへ行けるようになれればと、その方法を考え始めたサイトです。
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