
自宅でのハワイローカルフード作りは、自宅でハワイ気分を作り出すときにきっとお役に立てるレシピを紹介します。
第7弾はハワイ島を舞台にした映画ホノカアボーイに登場する四角いマラサダを作って家族に贈ります。
岡田将生主演のホノカアボーイは、主人公のレオがハワイ島にあるホノカアでの出会いと日常、そして別れを描いたヒューマンドラマです。
ハワイの風や夜空、気温や時間の流れが、美しく表現され、物語の中心に位置付けられる料理がどれもこれも美味しそう。
ゆったりとしたテンポと愛情たっぷりの料理が織りなす映画は、見ていると心が落ち着きます。
ソファーに横になりながら、料理を作りながら、洗濯をたたみながら、何度も見たくなる映画です。
素朴な味、懐かしい味のマラサダは、自宅でのハワイ気分を作ってくれます。
マラサダはポルトガル生まれの食べ物です。
ハワイでマラサダがローカルフードとして根付いたのは、Leonard’s(レナーズ)がきっかけのようです。
Leonard’s(レナーズ)はマラサダの有名店で、ピンクと青と白が組み合わさったデザインが、かわいらしいです。
お店前の看板も胸がおどります。
ワイキキからはカパフル通りを北へ進みますが、歩くと40分はかかってしまうかも。
Bikiのステーションが近くにあるので、Biki利用もおすすめです。
Leonard’s(レナーズ)

url:https://www.leonardshawaii.com/home/
住所:933 Kapahulu Avenue Honolulu
電話番号:(808)737-5591
営業時間:
Sun-Thu 5:30am-10:00pm
Fri-Sat 5:30am-11:00pm
今回は、自宅でのマラサダ作りをご案内します。
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マラサダのレシピ


材料: 8個分

強力粉:100g
薄力粉:100g
インスタントドライイースト:3g
グラニュー糖:25g+適量(仕上げにまぶす用)
塩:2g
卵:1個
牛乳:70ml
バター:15g
揚げ油:適量
準備するもの
ボウル2つ
清潔な濡れふきん
パンコネマット
麺棒
クッキングシート
デジタルスケール(計量器)
トング
油切り
ペストリーボードを使うとよくこねることができます。
作り方






マラサダ作りの11のステップをご案内します。160分(うち、発酵時間が100分)で完成です。
01. 牛乳を人肌にあたためます

人肌は人の体温と同じ36℃のことで、実際に触るとぬるく感じる程度です。
牛乳70mlであれば、耐熱容器に牛乳を入れて、600ワットのレンジで25秒あたためると、人肌にあたためた牛乳ができあがります。
02. 別のボウルに強力粉、薄力粉、インスタントドライイースト、グラニュー糖、塩を入れてかき混ぜます



強力粉も薄力粉もともに小麦粉ですが、小麦粉たんぱくの量が異なります。
小麦粉たんぱくに水分を加え、物理的な力を加えることによってグルテンを形成します。
グルテンは弾力につながり、イメージとして、パン作りに強力粉、クッキー作りに薄力粉を用います。
弾力をもたせる効果が大きい粉の分量を増やせば、もちもち感は増します。
ドライイーストは、小麦粉や砂糖などの糖分を栄養として、生地のふくらみや風味とともに生み出す酵母です。
03. 01の牛乳に卵を入れて混ぜて、02のボウルに入れてコネます。コネている途中でバターを練り込みます



卵は使用する1時間前に冷蔵庫から出しておき、常温に戻しておきます。冷たいままだと発酵に良くない影響を与えてしまいます。
真ん中に穴を作り、そこへ01を流し入れて、ゴムベラを使って混ぜます。
混ざりが進んだら手でコネ始めます。
コネるというと「押し込む」、「のばす」、「たたく」、「打ち付ける」、「もむ」といった方法がありますが、どのコネ方でも大丈夫です。
7分程度コネ進めたら、常温のバターを加えて、さらにさらにコネていきます。
台の上で生地を平たくし、生地の真ん中にバターを置き、四方の端の生地で包み、バターを練り込むようにコネていきます。
さて、どこまでこねれば良いのかというと、「材料が均一に混ざるまで」と考えてください。時間にすると大変ですが15分程度コネてみましょう。
材料を均一に混ぜることで、期待通りの発酵につながり、食感に偏りのない生地ができあがります。
手でごねる場合は、こねすぎるということはありません。
これ以上コネても混ざり具合に変わりはないだろうというところまで混ぜると「はり、つや、弾力」が確認できますので、コネる工程は完了です。
使用する強力粉の種類、温度や湿度に応じて、材料の混ざり具合は変わるため、レシピどおりの分量ではコネが上手くいかないことがあります。
生地がベタつき、コネるのが難しい場合は、強力粉を大さじ1杯加えてコネてください。
それでもベタつく場合はさらに強力粉を追加してコネます。
生地が固くなり、コネるのが難しい場合は、水を小さじ1杯加えてコネてください。
それでも固い場合はさらに追加してコネます。
04. 清潔な濡れふきんで覆い、生地が膨らむまで1時間程度置きます(1次発酵)


発酵は、イースト(パン酵母)がパン生地内に含まれた糖分を分解して、炭酸ガスやアルコールを発生させる現象のことです。
このときに発生する炭酸ガスが、グルテン組織に入って生地が膨らみます。
濡れふきんは、ふきんを水で濡らしてかたく絞ったものですが、生地を乾燥させない役割を果たします。
生地を乾燥させてしまうと、ふくらみや風味に良くない影響を与えてしまいます。
なくても良いかなと思いがちの濡れふきんですが、あった方が良いので面倒ですが用意することをおすすめします。
05. 1時間経ったら、生地を叩きながらガスを抜きます

ふくらみが少ないときは室温が低いせいかもしれません。
イースト菌は30~40℃で活発に活動しますので、トレイに35℃くらいのお湯をはり、ボウルを浮かせ、サランラップで覆い、イースト菌が喜んで活動しそうな環境を作り出し、もう30分様子を見てみましょう。
ガスの抜きがあまいと揚げたときの膨らみが大きくなってしまうので、正確に抜いておきましょう。
06. 厚さ2cmを目指して四角く生地をのばして、20分間のベンチタイムです



厚さ2cmの四角に生地をのばします。
素手でのばすのはなかなか難しいです。ここは、麺棒を使ってのばしていきましょう。
濡れふきんをかけて、20分間、常温でそっとしておきます。
ベンチタイムは、生地をやわらかくして、成形しやすくするための時間です。
それに対して、発酵は30-40度に温度を保ち、生地を膨らませることを目指します。
実際にはベンチタイム中も発酵は続いているので、少しややこしいですかね。
濡れふきんをかけるのは、乾燥防止のためです。
07. ベンチタイムを終えた生地をカットして成形していきます

8個に生地をカットして、一つひとつ四角く成形していきます。
08. 清潔な濡れ布巾で覆い、20分ほど置きます(2次発酵)


発酵が1回だけでもマラサダは作れますが、1次発酵・2次発酵と2回発酵させた方が、よりふんわりとしたボリュームを実現できます。
09. フライパンに油をマラサダが浸かるくらいの量になるまで入れ、150℃まで熱して弱火にします

目指す温度は150℃です。
油の温度もできあがりを左右するので、可能であれば、温度計を使って適温を計りたいです。
10. 熱した油に6の生地を入れて、こんがりきつね色になるまで10分揚げます


こまめに返してふっくらを作り上げていきます。
油の温度が熱すぎると焦げてしまいます。
11. 揚げたマラサダを油切りの上に上げて粗熱をとり、グラニュー糖をまぶして、できあがりです


粗熱をとる目安は、手に持てるくらいがちょうど良いです。
お皿にグラニュー糖をひいて、マラサダをトングでつかんで転がして、できあがりです!
生クリームをトッピングしたり、カスタードをマラサダに箸で穴を空けて注入したり、お好みにあわせてカスタマイズするのもおすすめです。
おわりに
最後までご覧いただきありがとうございます。
ハワイのローカルフードとして知られている自宅でのマラサダ作りをご案内しました。
映画の中の美味しそうなマラサダ、うまくできたと思います。
今回の記事が皆さまの自宅でハワイ気分のお役に立てますと幸いです。
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