エッグベネディクト作り!ハワイのローカルフードレシピで自宅はハワイ気分

自宅でのハワイローカルフード作りは、自宅でハワイ気分を作り出すときにきっとお役に立てるレシピを紹介します。

第2段は手作りのエッグベネディクトを休日のブランチに家族へ贈ります。

エッグベネディクトは、イングリッシュマフィンの上に、ハムやベーコン、ポーチドエッグをのせて、オランデーズソースをかけます。

ポーチドエッグは割ると中から黄身が溢れます。

その瞬間はいつも楽しみで、周りから食べ始めて、あとに楽しみを残したりなんてことも。

ふっくら、つるんとした見た目のかわいさに、ポーチドエッグを包み込むオランデーズソースの役割があります。

オランデーズソースはバターと卵黄で作ったソースで、フランス料理のソースです。

ソースがなくなってしまうのがもったいなくて、いつまでも味わっていたいと思ってしまうので、自宅で作るときは多めに作ってます。

エッグベネディクトは、ハワイ旅行の朝食やブランチにと、多くのお店が看板メニューとして提供してます。

今回は、イングリッシュマフィンから手作りするレシピをご案内します。

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エッグベネディクトのレシピ

材料: 2人分

イングリッシュマフィン

強力粉:90g
水:60ml
バター:5g
砂糖:2g
塩:2g
インスタントドライイースト:1g
コーンミール:適量(イングリッシュマフィンの表面にまぶす)

オランデーズソース

卵:2個
バター:65g
塩:少々
胡椒:少々
白ワイン……大さじ0.5杯
レモン汁……小さじ1杯
砂糖:ひとつまみ

ポーチドエッグ

卵:4個
水:適量
酢:大さじ1
塩:少し

トッピング

厚切りベーコン:2枚


準備するもの

ボウル2つ(イングリッシュマフィン用、オランデーズソース用)
ザル
清潔な濡れふきん
クッキングシート
キッチンペーパー
デジタルスケール(計量器)


作り方

エッグベネディクト作りの5つのステップをご案内します。130分(うち、発酵時間が100分)で完成です。

Step1. イングリッシュマフィンの作り方

今回はイングリッシュマフィンも手作りします。

マフィンというと、カップケーキのマフィン、イングリッシュマフィンと違いがあるのでしょうか?

マフィンはアメリカ発祥のカップケーキ型の焼き菓子で、材料に薄力粉を用います。

イングリッシュマフィンはイギリス発祥で、材料に強力粉を用います。

イングリッシュマフィンの表面につく粉って何でしょうか?正体はコーンミールです。

コーンミールはとうもろこしを挽いて作られた製品で、粒の粗いものから、コーングリッツ、コーンミール、コーンフラワーという呼び名があります。

トーストするとカリッと香ばしくなり、風味が引き立ちます。

ベーグルやナゲット、チキンカツのレシピにも登場します。

01. 強力粉、砂糖、塩、インスタントドライイーストをボウルに入れてかき混ぜます

強力粉も薄力粉もともに小麦粉ですが、小麦粉たんぱくの量が異なります。

小麦粉たんぱくに水分を加え、物理的な力を加えることによってグルテンを形成します。

グルテンは弾力につながり、イメージとして、パン作りに強力粉、クッキー作りに薄力粉を用います。

弾力をもたせる効果が大きい粉の分量を増やせば、もちもち感は増します。

ドライイーストは、小麦粉や砂糖などの糖分を栄養として、生地のふくらみや風味とともに生み出す酵母です。

02. 01のボウルに水を入れてコネます。コネている途中でバターを練り込みます

真ん中に穴を作り、そこへ水を流し入れて、ゴムベラを使って混ぜます。

混ざりが進んだら手でコネ始めます。

コネるというと「押し込む」、「のばす」、「たたく」、「打ち付ける」、「もむ」といった方法がありますが、どのコネ方でも大丈夫です。

7分程度コネ進めたら、常温のバターを加えて、さらにさらにコネていきます。

台の上で生地を平たくし、生地の真ん中にバターを置き、四方の端の生地で包み、バターを練り込むようにコネていきます。

さて、どこまでこねれば良いのかというと、「材料が均一に混ざるまで」と考えてください。時間にすると大変ではありますが15分程度コネてみましょう。

材料を均一に混ぜることで、期待通りの発酵につながり、食感に偏りのない生地ができあがります。

手でごねる場合は、こねすぎるということはありません。

これ以上コネても混ざり具合に変わりはないだろうというところまで混ぜると「はり、つや、弾力」が確認できますので、コネる工程は完了です。

使用する強力粉の種類、温度や湿度に応じて、材料の混ざり具合は変わるため、レシピどおりの分量ではコネが上手くいかないことがあります。

生地がベタつき、コネるのが難しい場合は、強力粉を大さじ1杯加えてコネてください。

それでもベタつく場合はさらに強力粉を追加してコネます。

生地が固くなり、コネるのが難しい場合は、水を小さじ1杯加えてコネてください。

それでも固い場合はさらに追加してコネます。

03. 02のボウルを清潔な濡れふきんで覆い、生地が膨らむまで1時間程度置きます(1次発酵)

発酵は、イースト(パン酵母)がパン生地内に含まれた糖分を分解して、炭酸ガスやアルコールを発生させる現象のことです。

このときに発生する炭酸ガスが、グルテン組織に入って生地が膨らみます。

濡れふきんは、ふきんを水で濡らしてかたく絞ったものですが、生地を乾燥させない役割を果たします。

生地を乾燥させてしまうと、ふくらみや風味に良くない影響を与えてしまいます。

なくても良いかなと思いがちの濡れふきんですが、あった方が良いので面倒ですが用意することをおすすめします。

04. 1時間経ったら、生地を叩きながらガスを抜き、2等分に丸めて、コーンミールをまぶします

ふくらみが少ないときは室温が低いせいかもしれません。

イースト菌は30~40℃で活発に活動しますので、トレイに35℃くらいのお湯をはり、ボウルを浮かせ、サランラップで覆い、イースト菌が喜んで活動しそうな環境を作り出し、もう30分様子を見てみましょう。

ひとつひとつコーンミールを表面にまぶしていきます。

05. 04を型に入れて、クッキングシートで蓋をして、天板で蓋をして、20分ほど置きます(2次発酵)

2次発酵で型いっぱい膨らむことによって、イングリッシュマフィンの形が成形されるんですね。

平たく形を整えるために、天板の役割は重要です。

06. オーブンで焼き上げましょう

天板を重ねたまま、200℃のオーブンで、13分焼き上げて完成です。

型から外して熱をとります。

焼き上がりのマフィンは最高に美味しいです。


Step2. ポーチドエッグの作り方

ポーチドエッグは、卵白が半凝固、卵黄が半熟になるように調理した卵料理です。

日本では落とし卵という呼び名です。

ポーチドエッグと温泉卵は、白身と黄身の状態が逆なんです。ポーチドエッグは、白身が半分固まっていて、黄身が半熟の状態で、温泉卵は卵白が半熟、卵黄が半凝固の状態です。

01. カップに卵を割っておきます

渦の中に卵を注ぎやすいようにカップへ割り入れておきます。

02. 水流作り

沸騰したお湯の中に酢(お湯との割合3%)を入れ、火を止めてお湯をぐるぐるとかき回して渦を作ります。

酢をいれるのは、お湯だけだと白身が分散し、ひとまとまりに固まらないが、酢にはたんぱく質を固める性質があり、卵の成分のたんぱく質に反応し、表面が固まりやすいのです。

03. 卵の注ぎ入れ

渦の中央へ卵を注ぎ入れます。

渦の流れで、卵が鍋の中央に集まっていきます。

04. 弱火で加熱

渦の回転が止まって白身にまとまりがないようであれば、フォークで白身を黄身に覆うようにまとめます。

05. 白身がかたまったら冷水に取り、酢と水気をきって完成

白身がかたまったら火を止め、蓋をして黄身が半熟になるまで余熱でゆでます。

茹で上がったら、おたまですくって、ざるで湯を切り冷水にさらします。酢を取り、余熱で火が入り過ぎることを抑え、キッチンペーパーなどで水気を切り、白身のはみ出した部分を取り去って形を整えて完成です。

2個以上作る場合も、1個ずつ茹でるようにします。

ポーチドエッグが白身を広げずにキレイに作れる便利グッズもあるので紹介しておきます。


Step3. オランデーズソース

オランデーズソースは、フランス料理のソースの一つで、オランデーズ(Hollandaise)は、フランス語で、オランダ風のという意味です。

白ワイン、レモン汁は分量もわずかしか使わないですし、お好みで良いと思います。

01. 溶かしバターを作る

電子レンジ600Wで30秒ほど加熱して、溶かしバターを作ります。澄ましバターにすると、さらにおいしく仕上がります。

澄ましバターは、溶かしたバターが冷めてきたら、冷蔵庫に入れて固めて、2層に分かれた上の層のみ切り取ったバターです。焦げにくく、クセもなくバターの風味だけを残してくれます。

02. 卵の黄身を泡立て、溶かしバターを加えます

ボウルに、白ワイン、レモン汁、砂糖、卵黄をすべて入れ、お湯の入った鍋にのせて温めながら泡立て器で2分くらいかき混ぜます。

卵黄と卵白の分け方は、卵の殻を使って分ける方法、スプーンを使って分ける方法がございます。

お湯の入った鍋は温度を一定に保ちます。沸騰はさせず、蒸気が出るくらいが良いでしょう。

黄身にとろみがついたら、溶かしバターを3回に分けて加えて混ぜます。 

卵の風味を強く出したいときや、ソースの色をより濃くしたいときには卵黄の量を増やすと調整ができます。

溶かしバターの量が多いほど、もったりとしたソースになります。今回の分量はポーチドエッグを包み込むよう、もったり目に設定しています。

03. 味を整える

ソースのとろみとなめらかさが実現したら完成です。塩、胡椒で味を整えましょう。


Step4. トッピング準備

厚切りベーコン

今回のトッピングは、厚切りベーコンです。

イングリッシュマフィンからはみ出るくらいの大きさにカットして、両面を焼いて準備完了です。

アボガドをトッピングしたり、サーモンをトッピングしたり、ソーセージをトッピングしたり、お好みにあわせてカスタマイズするのもおすすめです。


Step5. 盛り付け

01. イングリッシュマフィンを上下1/2にカットし、オーブンでトーストします

カットは側面の中央部分から水平に2つ。

このときナイフを使うよりもフォークを使うことをおすすめします。

断面がでこぼこになり、トーストするとカリッとした食感を作り出せます。

02. 盛り付けの順番は、

お皿に、イングリッシュマフィン> ベーコン> ポーチドエッグ> オランデーズソースの順番に重ねて、トップに、黒胡椒を振りかけて、できあがりです!

作り方を振り返ると、ポイントは材料をよく混ぜることだと思います。ひとつひとつの素材が均一に隣り合うことで、おいしいエッグベネディクトができると考えています。


おわりに

最後までご覧いただきありがとうございます。

ハワイのローカルフードとして知られているエッグベネディクトの作り方をご案内しました。

味も見た目もうまくできたと思います。

今回の記事が皆さまの自宅でハワイ気分のお役に立てますと幸いです。

ハワイに行ったら人生変わったは、ハワイで触れたやさしさや思いやり、行動力が私の価値観を変えてくれたことをきっかけに、好きなときに好きなハワイへ行けるようになれればと、その方法を考え始めたサイトです。ハワイ情報もぜひご覧になってください。

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